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内容詳細

十六・七世紀、日本や中国では、離婚や支配階級の蓄妾制度が社会的に合法であった。婚姻の単一性と不解消性を説くカトリック教会の教理は、新しい布教地に どの ように伝わり、どんな摩擦を引き起こしたのか。離婚暦のある求道者や妾への授洗 など、価値観の相克による問題に、宣教師たちはいかなる解決策を試み、宣教の糸 口を見出したのか。先行研究の極めて少ない「婚姻問題」を、布教地の社会的事情 との関連に比重を置いて探求した画期的研究。

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