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内容詳細

この物語は、第二次世界大戦前の10年間を日本で過したある英国宣教師一家の記録である。

ケネス・サンスベリー司祭は、1932年に日本に赴任。君津で2年間を過し、東京の聖公会神学院の教授となり、英国大使館のチャプレンも務めた。著者のトークス氏は、サンスベリー司祭の長女。サンスベリー司祭は、戦前の日本ののどかな田舎暮らしの様子から、その後の軍国主義の台頭、満州国建国、5・15事件、盧溝橋事件など、世界と日本の政情などを詳細な日記に残した。著者は、父親や同僚の宣教師たちの経験を手紙や日記などからよみがえらせ、英国の知識人の見た当時の日本の姿を生き生きと描いた。本言によって、戦前戦中の日本人が見えなかった、真実の日本の姿を見ることが出来るだろう。巻末には訳者による当時のアルバム、聖公会関係の資料も所収。前駐日英国大使ウォレン卿も絶賛する一冊。

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