東京神学大学フェア

１時限目◎7月1日（土）13:30-15:00
芳賀力特任教授 講演「世界に聖書を取り戻す －世界を正典的に読み解くと」(中止となりました)

【概要】

世界は謎を秘めたテキストとして私たちの前にあります。混沌とした世界の鍵を開くことができるのは、世界をお造りになった方以外にありません。だから聖書を通して世界を読み解くことが必要です。ところが、今や聖書はただの一歴史文書でしかありません。世界に神の言葉としての聖書を取り戻さなければなりません。聖書の正典的な読み方に基づき、世界を正典的に読む時、はじめて世界の鍵が開かれます。

２時限目◎7月8日（土）14:00-15:30
永原アンディ創牧師（ユアチャーチ）、長谷川忠幸牧師（日本アッセンブリー・オブ・ゴッド教団境港キリスト教会）、宮井岳彦牧師（カンバーランド長老キリスト教会さがみ野教会）、矢島若葉神学生トークショー「超教派卒業生＋在校生から見た”東神大”のおすすめポイント」

【概要】

東京神学大学は日本キリスト教団に属する人だけが入れる神学校ではありません。教団外からも多くの学生を受け入れ、様々な教派の牧師、聖書科教師、研究者を輩出してきました。今回はそのような日本キリスト教団に属さない同窓牧師に”東神大”の魅力を語っていただきます。

３時限目◎7月9日（日）15:00-16:30
朴憲郁特任教授 講演「信仰は教えたり継承したりできるか？」

【概要】

「信仰は教えられるか」との問いに対して、ある学者は「カトリック神学の立場からは「はい」と答え、ルター神学の立場からは「いいえ」と答え、カルヴァン神学からは「いいえと答えた後、はい」と答えると語った。これはとても示唆的なまとめである。「信仰は継承できるか」の問いについても、旧統一教会の信者二世の問題との絡みで、宗教教育学的に取り上げていく。

【NEW！！】

ホームカミングイベント（zoomイベント）◎7月10日（月）14:00-15:30（予定）
卒業生有志による「牧師の最近のイチ推し本」
会場ホスト：池田 多実男（いけだ たみお）牧師（日本キリスト教団江戸川教会）

【概要】

東京神学大学を卒業し、各地に伝道者として遣わされて17年。かつて共に学んだ仲間たちが再び集まり、会場と各地をZoomで結んで推し本について語り合う。聖書はもちろんだけれども、ほかにどんな本を読んでいるの！？

※会場にて観覧可（予約不要。席に限りがございますので先着順とさせて頂きます）

４時限目◎7月15日（土）14:00-15:30
小泉健教授・須田拓教授・本城仰太准教授　トークイベント「使徒信条 再発見」

【概要】

使徒信条は、キリスト者にとってもっとも基本となる信仰内容を言い表しています。また、教派を超えて多くの教会で受け入れられていますから、教会の一致のための拠り所でもあります。この信条の成り立ちについて、内容について、生かし方について、ご一緒に考えましょう。使徒信条を再発見し、もっと豊かに告白できるようになることを願っています。

５時限目◎7月16日（日）15:00-16:30
近藤勝彦名誉教授　トークイベント「キリスト教との出会い」

【概要】

キリスト教との出会いは身近にあります。誰にでも相応しい仕方であるでしょう。わたし自身の経験を振り返って、どんな困難とどんな幸いがあったかをお話して、特に求道中の方に、しかしすでに洗礼を受けられた方にも参考にしていただければと思います。私たちはこの出会いを生涯をとおして深めなければならないからです。

６時限目◎7月17日（月･休）　14:00-15:30
矢田洋子特任常勤講師　体験授業「旧約聖書は『愛』をどのように語っているか」—  ヘブライ語「アーハブ／アハバー」と「ヘセド」を中心に

【概要】

「愛」の意味をもつヘブライ語の単語に注目して旧約全体を読むことで、旧約聖書が語る「愛」が見えてくる。「アーハブ／アハバー」と「ヘセド」が用いられている聖書箇所一覧を手掛かりに、旧約の「愛」を味わいつつ、その特徴を共に探っていきましょう。読みなれた聖書をお持ちください。