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内容詳細

キリシタン研究の最前線!

我が国におけるキリシタン研究は、既知の史資料を多様な文脈から吟味し、「分析」と「解釈」を深化させる新たなステージを迎えた。本論集では学界をリードする第一線の研究者たちによる先進的な諸論考を収録、他分野と連携した学際的でグローバルな史学への示唆に富む提言を示す。

【目次】
序 章 キリシタン研究の過去・現在・未来(川村信三)
第一章 きりしたん研究の歴史観的転回と受容史構築への見通し(東馬場郁生)
第二章 日本近世史におけるキリシタン史研究(村井早苗)
第三章 キリシタン禁制史の研究状況と課題(清水有子)
第四章 属性論で読み解く潜伏キリシタンと村社会(大橋幸泰)
第五章 キリシタン時代の神学と良心問題(浅見雅一)
第六章 キリシタン信仰と宗教の民衆化(狭間芳樹)
第七章 細川ガラシャ研究の現在(安 廷苑)
第八章 イエズス会宣教師と紙(森脇優紀)
あとがき(川村信三)

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