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内容詳細

反ナチ教会闘争時代の重要論考10編を収録。特にボン大学から追放された3か月後にバルメンで語られた「福音と律法」はロマ書・ガラテヤ書の〈イエス信仰〉(ピスティス・イエスゥ)の主格的属格解釈を力強く主張。「義認と法」はキリスト教的国家観をプロテスタント神学史上最も鮮明に提示。「プラハのフロマートカ教授への手紙」はヒトラーの領土的野望を挫くための抵抗をミュンヘン会談直前に呼びかけて大きな論議をまきおこした文書。

「教会と国家」の問題を考える上で現在も必読の文献を、詳細な訳注と共に新訳で贈る。

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