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内容詳細

日本に福音的キリスト教を確立するために、神学形成と教会形成に苦闘した生涯を、上下2部作で描く。単なる「伝記」ではなく「神学的評伝」たることをめざした労作。上巻は、生い立ちに始まり、1924年38歳で英国留学から帰国するまでを扱う。この間、高倉は、植村正久の薫陶を受け、献身の志を与えられ、若き牧師として札幌と京都で働く傍ら、教会を真に宣教的な教会とする課題を痛感した。上巻は、そのために高倉がいかなる神学的問題と格闘したかを明らかにし、福音主義信仰を明確にするまでの道のり、とりわけ英国留学での課題と成長を詳しく分析する。下巻は2011年初頭に刊行予定。

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