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内容詳細

あなたは、ふしぎに思ったことがないだろうか?

「なぜ日本人は、キリスト教信者でもないのに、クリスマスを特別行事と見なして、毎年毎年、あんなに大騒ぎするんだろう?」

本書は、「日本におけるクリスマス祝祭の歴史」を丹念に追いながら、この謎に迫ってゆくスリリングな教養書である。

1549年のキリスト教伝来から始まる「降誕祭」の様子を、史料から細かく辿っていった。

 

序章  火あぶりにされたサンタクロース

第1章  なぜ12月25日になったのか

第2章  戦国日本のまじめなクリスマス

第3章  隠れた人と流された人の江戸クリスマス

第4章  明治新政府はキリスト教を許さない

第5章  「他者の物珍しい祭り」だった明治前期

第6章  クリスマス馬鹿騒ぎは1906年から始まった

第7章  どんどん華やかになってゆく大正年間

第8章  クリスマスイブを踊り抜く昭和初期

第9章  戦時下の日本人はクリスマスをどう過ごしたか

第10章  敗戦国日本は、狂瀾する

第11章  戦前の騒ぎを語らぬふしぎ

第12章  高度成長期の男たちは、家に帰っていった

第13章  1970年代、鎮まる男、跳ねる女

第14章  恋する男は「ロマンチック」を強いられる

第15章  ロマンチック戦線から離脱する若者たち

終章  日本とキリスト教はそれぞれを侵さない

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