みなさんは、戦時中に滋賀県の瀬田国民学校の生徒さんが描いた絵日記の存在をご存知ですか?1944年~45年という戦争末期に、国民学校5年生の少女たちが描いた学級日誌は、私たちがイメージするステレオタイプな〝戦中〟とは異なり、明るい色彩と子どもたちのいきいきした観察の目によって綴られた素晴らしい記録となっています。この学級日誌全188枚が、この度偕成社から出版されることになりました!解説を書かれた吉村文成さんは、岩波ジュニア新書でも『戦争時代の子どもたち 瀬田国民学校五年智組の学級日誌より』を出されていて、長くこの日誌の研究をなさっている方です。ナルニア国では9月5日(土)に吉村さんをお招きして、この学級日誌についてのお話を伺うことになりました。
戦後70年たって、戦争の記憶を持つ人が少なくなっていく中、私たちはこのような記録を通して〝戦争が子ども(人間)にもたらすもの〟について、考え続けていかなくてはならないと思っています。皆さまのご参加をお待ちしております。
※募集などの詳細は近日中にホームページと店頭チラシでお知らせいたします。