1月19日(金)から映画第2弾が上映されている“パディントン”ーー物語作品も12月に続いて新刊が出ました。原書は“Paddington Here and Now”で、邦題は『パディントンのどろぼう退治』(WAVE出版/1400円+税)。目次を見ると、今回もいろいろ騒動を巻き起こしているようです。本文中のイラストがペギー・フォートナムからR.W.アリーに代わっているので、今までのイメージとちょっと違うのが残念ですが、こればかりは仕方がありません。最終巻『パディントン、映画に出る』は3月刊行予定とのことですので、これでパディントンのお話はすべて出揃うことになりそうです。
また2月からは「生誕60周年記念 くまのパディントン展」が京都・福岡と巡回を始め、東京では4月28日から渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで展覧会が開催されます。ここにはペギー・フォートナムの原画が来るといううわさも聞いていて、とても楽しみです!ナルニア国でもお得意の“勝手にコラボレーション企画”を計画中ですので、どうぞご期待ください。

『パディントンのどろぼう退治』マイケル・ボンド作/三辺律子訳/WAVE出版 1400円+税