ナルニアホールを入ってすぐ右手の壁一面にかけられた約2メートル四方の大きなキルト。これは今回の『大草原のローラ物語』刊行記念展(通称“パイオニア・ガール展”)の特別展示の一つです。リトル・ハウス・クラブ(ローラの「小さな家」シリーズのファンクラブ)のメンバー、いいむらえつこさんが半年以上の時間をかけて作られたという大作をお借りすることが出来ました。一針一針丁寧で緻密な手仕事に圧倒される作品です。

このキルトの中にはローラの時代から作られてきた伝統的な図柄がちりばめられています。この花の絵もそうなんですって!(詳しい方、ぜひ教えてください~)

キルトの図柄も細かくて美しいのですが、なんといってもすごいのがヘレン・スーウェル(初版の時の挿絵)の絵が刺繍されていること! 一瞬「プリントなのか!?」と思ってしまうほどですが、まぎれもない刺繍です。ううー、すごい! ローラたちの時代に思いを馳せながら、素晴らしい手仕事を間近でじっくりご覧ください。今回は特別に写真撮影の許可をいただいていますので、ご来場の方はぜひ写真を撮ってナルニア国の展示を広めていただければ嬉しいです。※作品にはお手を触れぬようにお願いいたします。
とはいえ、これは本物を見ないことにはその素晴らしさは実感できません。皆さまのご来店をお待ちしております!!