1月17日(金)のNHKあさイチ プレミアムトークに出演され、『へいわってどんなこと?』についてお話をなさった浜田桂子さんのご本を少しだけまとめています。『へいわってどんなこと?』はテレビの反響が大きく、放送直後からナルニア国でもお問い合わせが相次ぎ、あっという間に売り切れてしまいました。ただいま出版社で重版中で、次回店頭に並ぶのは2月第2週後半くらいの予定です。今少しお待ちくださいませ。テレビで紹介された『あやちゃんのうまれた日』(福音館書店/900円+税)はまだ在庫があります。

『へいわってどんなこと?』は、浜田桂子さんたち日本の絵本作家が韓国・中国の作家たちと盛んな討議を重ねて作りあげたシリーズ“日・中・韓平和絵本”の中の1冊です。どの作品からも「歴史に学び平和を作る」という強い決意が感じられます。戦争を知らない世代が増えていくにつれ、戦争の実態はどんどん遠いものとなって忘れられていきますが、それではまた同じ過ちを繰り返すことになりかねません。子どもたちの未来のためにと願って真剣に作られたこれらの作品が、浜田桂子さんのお話をきっかけに新しい読者を得ることを心から願っています。

【日・中・韓平和絵本シリーズ】
『ぼくのこえがきこえますか』田島征三 作/童心社 1650円+税
『さくら』田畑精一 作/童心社 1600円+税
『くつがいく』和歌山静子 作/童心社 1300円+税 他