出久根 育『もりのあさ』絵本原画展
会期：2025.9.5（Fri）― 10.26（Sun）
＊会期中無休／10：00ー19：00
＊店内にてイベント開催のため、原画をご覧いただけない時間がございます。詳しくはお問い合わせください。
朝靄の残る森へ、ひとり出かけた「わたし」。足裏にやわらかなコケを感じながらアカシアやトウヒの生い茂る森へと入っていきます。草にしたたる朝露に映るのは、きらめく小さな森。頭上ではりすが枝から枝へと走り抜け、鳥たちがさえずりだします。少しずつ世界が目覚めていくのを感じながら、「わたし」は想像します。夜の森のことをーー。
チェコ在住の絵本作家・出久根育さんの最新刊『もりのあさ』（偕成社）には、自然のなかの美しいものや神秘的なものに目をみはる子どもの姿がみずみずしい色彩で描かれています。体験から得られる喜びは、やがて豊かな感受性や想像力を育むための土壌になります。その何ものにも変え難い時を「わたし」と一緒に味わってみてください。
静寂に包まれた朝の森で、みなさまのご来場をお待ちしています。
（協力：偕成社）
〈ナルニアホールの展示〉
・『もりのあさ』本文原画全点
・『もりのあさ』のスケッチ、ラフ画 ほか
＊写真撮影等は固くお断りいたします。
〈特別販売のお知らせ〉
１.『もりのあさ』のサイン本を特別販売いたします。限定300冊となりますので、ご希望の方はどうぞお早めに！
２. 教文館ナルニア国のオリジナルグッズに出久根さんの愛猫サビンカのマグカップが仲間入り♬
赤いリボンをつけておめかししたサビンカの可愛らしいカップです。
３．最新の『出久根育 チェコの猫の12カ月カレンダー2026壁掛』や2025年のカレンダーの絵を使ったポストカードセット（ともにオレンジページ）、『出久根育展図録 チェコからの風 静寂のあと、光のあさ』（武蔵野市立吉祥寺美術館）などの商品をあわせて販売いたします。
＊サイン本の通販は10月4日（土）10：00受付開始となります。それまでは店頭販売のみとなりますのでご注意ください。
なお、10月4日までにサイン本が完売した場合、通販の予定はありません。
新商品のマグカップ。絵柄はサビちゃん！（画像はイメージです。）
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『もりのあさ』
出久根 育／偕成社／定価1,980円（税込）
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〈出久根 育〉Iku Dekune
東京生まれ。1992年、武蔵野美術大学卒業。1994年、最初の絵本『おふろ』を発表。1998年、東京で開催されたドゥシャン・カーライ氏のワークショップに参加。同年、イタリア・ボローニャ国際絵本原画展入選。2003年、グリム童話『あめふらし』（パロル舎から刊行ののち偕成社へ）でブラチスラバ世界絵本原画展グランプリ受賞。以降、数々の作品を手掛けて賞を受賞している。代表的な絵本に『マーシャと白い鳥』『わたしのおにんぎょうさん』（偕成社）、『もりのおとぶくろ』（のら書店）、『ぼくのサビンカ』（ブロンズ新社）など。エッセイに『チェコの十二ヵ月』（理論社）がある。
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