好きな文学を勉強したいという熱情で単身ロシアに渡り、日本人として初めてモスクワのロシア国立ゴーリキー文学大学を卒業された奈倉有里さん。帰国後はロシア文学者・翻訳家として活躍し、著書『夕暮れの夜明けの歌を』(イーストプレス)で第32回紫式部文学賞受賞。さまざまな書籍を執筆・翻訳されています。

この度、私たちスタッフがもっとも注目する文学者のおひとり、奈倉有里さんをお招きし、ロシア文学の入門書ともいえる『ロシア文学の教室』(文藝春秋)を中心にお話をうかがうことになりました。
ロシア文学と聞くとゴーゴリやドストエフスキー、チェーホフ、トルストイといった作家の名前が浮かびますが、彼らの作品になんとはなしに難しそうなイメージを抱いてる方はいませんか? 世界の文豪や思想家に影響を与えた人々の作品には、どんな輝きがあるのかーー。その魅力に迫る奈倉さんのお話が、みなさまのロシア文学の世界の裾野をぐっと広げてくださるはずです。
ぜひ幅広い世代の方にご参加いただきたいと思います。どうぞお楽しみに!

トーク開催日時:2025年9月26日(金)18:0019:30
*参加受付開始はこれからです。詳細は更新をお待ちください。


『ロシア文学の教室』
奈倉有里 著/文藝春秋/定価1,595円(税込)

▷▶︎▷▶︎▷

【奈倉有里】
1982年東京都生まれ。ロシア文学研究者、翻訳者。ロシア国立ゴーリキー文学大学を日本人として初めて卒業。著書『夕暮れに夜明けの歌を』(イースト・プレス)で第32回紫式部文学賞受賞、『アレクサンドル・ブローク 詩学と生涯』(未知谷)などで第44回サントリー学芸賞受賞。他の著作に『ことばの白地図を歩く』(創元社)、『文学キョーダイ!!』(逢坂冬馬との共著、文藝春秋)。訳書に『亜鉛の少年たち』(岩波書店)ほか。

★ご注文、お問い合わせはお電話、Fax、メールにて承ります★
売場直通電話 03-3563-0730
Fax 03-3561-7350
メールでのお問い合わせは下記のフォームからどうぞ。

お問い合わせフォームへ