
昨年、東京子ども図書館で松岡享子さんの語りを録音したCDが作られ、創立50周年記念に発売されました。そのCDには松岡先生の十八番だった「三びきのクマの話」と「金の不死鳥」が収録されていましたが、なんと今回出た第2弾は幻と言われた作品「中国のフェアリー・テール」が収録されたのです。これは松岡先生自らが語りのために翻訳をし、折々大切に語ってこられたお話として、語り手の間では伝説となっていました。長らく日本語のテキストもなかった(先生が個人的に手元に持っていらしたものだけ)のですが、松岡先生が亡くなった後2024年秋に福音館書店から出版されて、多くの方がこの物語に本として再会することができたのでした。それが再び、松岡享子さんご本人の声で出会い直せるとは……。今年これ以上のクリスマスプレゼントはないかもしれません。
このCDは、東京子ども図書館設立40周年記念講演会の折に語られたものの録音です。時間は33分――聞き始めたらその間決して邪魔が入らないように(入らせてはなりません!)、静かな場所で心を落ち着けて聞きましょう。私一人だけのために松岡先生が語ってくださる贅沢な時間を、ゆっくり楽しみたいものです。
★今なら書籍『中国のフェアリー・テール』には、松岡恵実さん(松岡享子さん長女)のエッセイが掲載された「あのね通信 2024年9月号」が付いています。CDと書籍をセットでご購入いただくこともできますよ(5720円:税込)! ちなみにプレゼント包装は無料で行っております。ご希望の方はご遠慮なくお申し付けください。
「語りをたのしむ 松岡享子のお話2 中国のフェアリー・テール」東京子ども図書館/3850円(税込)
『中国のフェアリー・テール』ローレンス・ハウスマン作/松岡享子 訳/福音館書店 1870円(税込)
「語りをたのしむ松岡享子のお話1:三びきのクマの話/金の不死鳥」も販売中です(3850円:税込)
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