
クリーンヒット ⚾ ノンフィクション
『不登校のあの子に起きていること』
髙坂康雅 著
筑摩書房 刊
2025年7月10日 発行
990円(税込)
223ページ
対象:中学生から
不登校の小中学生は約34万人ーー子どものつらい気持ち、親の孤立などの現状を伝える
とても読み応えのある1冊でありつつ、とても読みやすい本でもありました。
不登校の実態を丁寧に説いており、とにかく実際的。そして、その実態とやらは世の中にきちんと伝わっていないことを感じました。わたしもはじめて知ることばかりで、驚きました。
わたしが子どものころは、不登校ってあまり聞くことはありませんでしたが、今やよく耳にする言葉になっていますね。世の中も以前に比べると否定的なかんじは減っているように思います。数も増えているとか。
小学生で2クラスにひとり、中学生になると1クラスに2~3人いることになるそうです。結構、身近になっているんだなということが、この数字から読み取れます。
不登校になったとき、どんな困りごとがあり、対処方法や解決方法にはどんなものがあるのかを丁寧に解説。
一番、納得した言葉は、学校の先生も医者やカウンセラーも皆、不登校のプロじゃないってことです。
だからといって、決して突き放すわけではなく、寄り添ってくれるかんじが行間からも伝わってきて、全体にやさしさにあふれています。
リアルに不登校の子が読むのはきっとつらいと思いますが、まずは大人に手にしてほしいものだと思いました。
教育関係者や、子どもに関わる大人は知っていて損はないでしょう。 (す)
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