
2025年もあと数日。クリスマスフェアが終了した後の平台では恒例の“にっぽんのお正月”フェアが始まりました。今年はクリスマス原画展期間中から、内田有美さんの『おせち』が展示されていましたので、なんとなく盆と正月ならぬクリスマスと正月が一緒に来たようなナルニア国でしたが、ここからが本格的なお正月フェアのスタートです。銀座も一夜にしてクリスマスイルミネーションから門松に模様替えをされて、すっかり新年を迎える準備が出来上がりました。
2025~26年の年越しフェアのメインは、もちろん原画展示中の『おせち』ですが、他にも注目していただきたい新刊が何点かあります。

(写真右端)先日のナルニア国日記でご紹介した新刊「きょうはおしょうがつ」は、左隣の『もうすぐおしょうがつ』の続編として、36年ぶりに出版されました。タイムマシンに乗ったように、36年が一夜に縮まっています。前作を知らない方はぜひお正月を迎える準備に始まって大晦日の夜、除夜の鐘をついて終わる『もうすぐおしょうがつ』から読んでみてください。そして続きが出たことを今日知った方は、ぜひ楽しいお正月の風景を描いた「きょうはおしょうがつ」を買って読みましょう(^▽^)/

もう一つは『うれし たのし 江戸文様』です。こちらは2021年1月号の月刊誌「たくさんのふしぎ」がハードカバー化されました。江戸時代の人々の1年間の暮らしをたどりながら、四季折々の文様の意味と美しいデザインを紹介する本書は、江戸という平和な時代に生まれた文化の豊かさを感じさせてくれます。デザインの斬新さは今見ても驚くほどで、素直に「素敵だな~」と思います。

他にも、十二支やおもちなど、お正月に関係する本もいろいろありますので、新年を迎えるお祝いにいかがでしょうか。お正月飾り代わりにお正月関連の絵本をお部屋に飾っても楽しいですよ(^_-)-☆
★1月5日まで原画展開催中!『おせち』内田有美 文・絵/満留邦子 料理/三浦康子 監修/福音館書店 1100円(税込)
【新刊】「きょうはおしょうがつ」西村繁男 さく/福音館書店 460円(税込)
【新刊】『うれし たのし 江戸文様』熊谷博人 文・絵/福音館書店 1430円(税込)
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