ナルニア国 戦後80年企画 “今こそ『おとうさんとぼく』展”
会期:2025.6.26(木)~7.21(月祝)
会場:教文館9階 ナルニアホール(会期中無休)
※店内にてイベント開催のため展示をご覧いただけない時間がございます。詳しくはお問い合わせください。
1930年代、ナチスの時代に出版され、ドイツの人々の心をつかんだエーリッヒ・オーザー(ペンネーム:e.o.プラウエン)のコマ漫画『おとうさんとぼく』。作品を貫くヒューマニズムとユーモアは、人々の心に憎しみと恐怖が影を落とす時代に人としてまっとうに生きようとした作者の魂の輝きそのものといえます。第2次世界大戦終結から80年、再び世界を対立と分断が席巻しようとする中で、私たちはどうしたらそれにあらがい、つながり続けられるのか。作品と作者の人生を通して考えたいと思います。皆さまのお越しをお待ちしています!
(共催:今こそ『おとうさんとぼく』展実行委員会/協力:岩波書店)
【ナルニアホールの展示】
● 写真や年表でたどる、作者エーリッヒ・オーザーの人生
●『おとうさんとぼく』より 10作品額装展示
● 映像資料「エーリッヒ・オーザーの生涯」(約10分)
● ガラスケース展示 『おとうさんとぼく』原書、オーザー博物館グッズ等
☆ナルニア国店内には『おとうさんとぼく』や、オーザーの親友だったケストナーの作品のミニコーナーを設置。中でも本展覧会のパンフレット(一般流通なし/会場のみで販売)は、オーザーの作品と当時を知るための貴重な資料です。ぜひお手にとってご覧ください。
【サイン本、特別販売】
池田香代子さんサイン入り『ぼくが子どもだったころ』(岩波少年文庫:968円)、 酒寄進一さんサイン入り『ケストナーの戦争日記』(岩波書店/5060円)、 ガンツェンミュラー文子さんサイン入り『エーリッヒ・ケストナー こわれた時代』(偕成社:2750円)など、翻訳者サイン入り書籍を当期間に数量限定・特別販売いたします。本展を機会に、皆さんに読んでいただきたい作品ばかりです。
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『おとうさんとぼく』e.o.プラウエン 作/岩波少年文庫/968円(税込)
子煩悩でときおり大人げないほどムキになるおとうさんと、やんちゃな幼い息子――ふたりの日常を切りとったセリフのないコマ漫画は、たまらなくゆかいで温かいものです。ドイツ生まれのコマ漫画の古典から134篇をセレクトした本書は、巻末に上田真而子氏による解説と、作者についてエーリヒ・ケストナーが書いたエッセイの抄訳が掲載されています。(岩波書店HPより)
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