2011年7月24日~7月30日入荷分

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■ 今週のおすすめ ■
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♪ 絵本 ♪ 6点
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『じゃがいもアイスクリーム?』BL出版
『わたし、まだねむたくないの!』岩崎書店
『よるのえんてい』講談社ツ黴€
『夜まわりクマのアーサー』童話屋
『和田誠私家版絵本ボックス』ブッキングツ黴€
『おじいちゃんの手』光村教育図書ツ黴€
 
♪ フィクション ♪ 7点
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『パンプキン! 模擬原爆の夏』講談社
『カメレオンを飼いたい!』小峰書店
『八月の子どもたち』朝日学生新聞社
『アンデルセン童話全集1』西村書店ー新潟ー
『ダーウィンと出会った夏』ほるぷ出版
『チロル、プリーズ』講談社
『やなりいなり』新潮社ツ黴€
 
♪ ノンフィクション ♪ 16点
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『ねことライオン にてる?にてない?』ひさかたチャイルドツ黴€
『新・どの本よもうかな? 1・2年生』国土社ツ黴€
『恐竜』講談社
『昆虫』講談社
『動物』講談社
『はじめてさがす 星座と流れ星』学習研究社
『パンダもの知り大図鑑』誠文堂新光社ツ黴€
『かんたん!おいしい!チョコ・スイーツ』汐文社
『雲の写真集 もくもく東京湾』岩波書店
『日本のもと 政治』講談社
『すごい夜空の見つけかた』草思社
『100円ショップで手作り楽器』シンコー・ミュージックツ黴€
『はやぶさ君の冒険日誌』毎日新聞社ツ黴€
『目で見る宗教』さ・え・ら書房
『瀬川康男画集 いきとしいけるもの』講談社
『イケてないと思ったら読む本』PHP研究所
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♪ 昔話・伝記・詩 ♪ 2点
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『なまけもののエメーリャ』小学館
『残響 中原中也の詩によせる言葉』日本放送出版協会

■ 今週のおすすめ ■
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♪♪ 絵本 ♪♪
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=幼児以上=
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『じゃがいもアイスクリーム?』 市川 里美(文・絵) BL出
 版ツ黴€ 1400 円 11/07発行
 →アンデスの山にあるルーチェの村。ルーチェは町のお祭りで食
  べたアイスクリームが忘れられません。もう一度アイスクリー
  ムが食べたいルーチェ。すると…。
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『わたし、まだねむたくないの!』 スージー・ムーア(文)ロー
 ジー・リーヴ(絵)木坂 涼(訳) 岩崎書店ツ黴€ 1200 円 
 11/07発行
 →もう寝る時間が来ても、わたしはまだまだ眠ってなんかいられ
  ない。海賊になったり、怪獣になったり、大冒険をするんだも
  の。眠りにつくまでの楽しいひとときを描いた絵本。
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『よるのえんてい』 佐々木 洋(文)上條 滝子(絵) 講談社ツ黴€
 1400 円 11/07発行(講談社の創作絵本)
 →誰もいない夜の園庭はからっぽ?いえいえとんでもない。夜の
  園庭には生き物たちがいっぱい…。巻末に園庭に来た生き物た
  ちの詳しい解説付き。
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『夜まわりクマのアーサー』 ジェシカ・メザーブ(文・絵)
 みらい なな(訳) 童話屋ツ黴€ 1600 円 11/07発行
 →アーサーはくまのぬいぐるみ。ベラが夜怖い夢を見ないように
  夜中守ってくれる。ところが、ある日アーサーがいなくなり、
  ベラは大パニック…。
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=小学校中学年以上=
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『和田誠私家版絵本ボックス』 和田 誠(絵) ブッキングツ黴€
 18000 円 11/07発行
 →分売不可。いずれも63年~66年までに自費で作った絵本の完全
  復刻版/「がらすのお城」高橋睦郎文、「ちょうちょむすび」
  今江祥智文、「山太郎」川路重之文、「花とひみつ」星新一文
  、「しりとり」谷川俊太郎文、「すすめチーター」広島市び保
  育園児たち文、「17のこもりうた」高橋睦郎詞
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『おじいちゃんの手』 マーガレット・H・メイソン(文)フロイ
 ド・クーパー(絵)もりうち すみこ(訳) 光村教育図書ツ黴€
 1400 円 11/07発行
 →おじいちゃんが孫のジョーゼフに語る手の物語。昔は、黒人の
  手はパン種に触らせてもらえなかったけれど、みんなの手が繋
  ぎあって、黒い手と白い手の差別が消えた…。
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♪♪ フィクション ♪♪
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=小学校中学年以上=
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『パンプキン! 模擬原爆の夏』 令丈 ヒロ子(文)宮尾 和孝
 (絵) 講談社ツ黴€ 1200 円 11/07発行
 →大阪・田辺に暮す小5のヒロカが東京の同じ年のいとこから知
  ったことは、自分の住む土地に、原爆投下の練習のための模擬
  原爆が落とされたという歴史だった。
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=小学校高学年以上=
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『カメレオンを飼いたい!』 松本 祐子(文)佐竹 美保(絵)
 小峰書店ツ黴€ 1500 円 11/07発行
 →なるべく目立たないように、そうカメレオンのようにしている
  ことが僕にとって大事なことだった。だから、文化祭で裏方を
  選んだのに、ひょんなことからとんでもないことに…。
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『八月の子どもたち』 甲田 天(文)そが まい(絵)
 朝日学生新聞社ツ黴€ 800 円 11/07発行
 →昭和33年8月。戦後から13年経った夏の日、小6の翼はひとりの
  男の子と出会う。一平と名乗るその男の子は、学童疎開先の女
  先生を探していた、遠い世界からやってきた子どもだった。
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『アンデルセン童話全集1』 ハンス・クリスチャン・アンデルセ
 ン(文)ドゥシャン・カーライ(絵)天沼 春樹(訳) 西村書
 店ー新潟ーツ黴€ 3800 円 11/08発行
 →国際アンデルセン賞受賞作家ドゥシャン・カーライとカミラ夫
  婦による挿絵。156話収録。愛蔵版アンデルセン童話全集1。
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=中学以上=
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『ダーウィンと出会った夏』 ジャクリーン・ケリー(文)斎藤 
 倫子(訳) ほるぷ出版ツ黴€ 1500 円 11/07発行
 →著者デビュー作にして、ニューベリー賞オナー作。1899年、ア
  メリカ・テキサスの田舎町が舞台。「12歳といってもいい11歳
  」の少女キャルパニーアは祖父の同志となり、科学に目覚めて
  いく。
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『チロル、プリーズ』 片川 優子(文) 講談社ツ黴€ 1400 円 
 11/07発行
 →高校3年受験生となったチャコは、親友のトキコの結婚宣言に
  うろたえる。そんな中、予備校で犬顔の男子・ポンちゃんと出
  会い…。
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『やなりいなり』 畠中 恵 (文)柴田 ゆう(絵) 新潮社ツ黴€
 1400 円 11/07発行
 →体の弱い若旦那と妖怪たちの騒動を描いた人気シリーズ『しゃ
  ばけ』第10弾。5話収録。それぞれの話ごとにレシピ付き。
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♪♪ ノンフィクション ♪♪
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=幼児以上=
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『ねことライオン にてる?にてない?』 堀 浩監修(文)
 ひさかたチャイルドツ黴€ 1400 円 11/07発行
 (おおきなかがくシリーズ)
 →ねことライオンを写真を使い比較する。手の大きさや口、走り
  方、しっぽ。見開きで実物大の大きさの顔の写真も掲載。
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=小学校低学年以上=
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『新・どの本よもうかな? 1・2年生』 日本子どもの本研究会
 編(文) 国土社ツ黴€ 2700 円 11/07発行
 →日本子どもの本研究会編の1、2年生向きのブックリスト。書名
  のあいうえお順に150冊収録。巻末にテーマ、書名、作者別索
  引。読書クイズや出版社の連絡先も掲載。
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『恐竜』 真鍋 真監修(文) 講談社ツ黴€ 1800 円 11/07発行
 (講談社の動く図鑑MOVE)
 →最新の恐竜の研究結果を取り入れた中生代の約360種の恐竜を
  収録。CGを駆使したDVDでその動きを見ることができる。
  DVDはNHKスペシャルの映像。監修:小林快次
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『昆虫』 養老 孟司監修(文) 講談社ツ黴€ 1800 円 11/07発行
 (講談社の動く図鑑MOVE)
 →主に日本に住んでいる昆虫とクモなど昆虫に近い生き物の仲間
  を掲載。「生態」のページと「標本」のページがあり、DVD
  で動きを見ることもできる。
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『動物』 山極 寿一監修(文) 講談社ツ黴€ 1800 円 11/07発行
 (講談社の動く図鑑MOVE)
 →哺乳類の仲間を24のグループ「目」(もく)に分けて紹介する
  。90分のDVD付きで、DVDの表示が付いている動物はDV
  Dでその動きを見ることができる。
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=小学校中学年以上=
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『はじめてさがす 星座と流れ星』 三品 隆司(文)
 学習研究社ツ黴€ 1200 円 11/08発行
 →春夏秋冬ごとの星座の見つけ方をイラストを使い分かりやすく
  解説する。星座早見つき。
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『パンダもの知り大図鑑』 倉持 浩(文) 誠文堂新光社ツ黴€
 2200 円 11/08発行(子供の科学・サイエンスブック)
 →ライフサイクルや生活、行動、食生活といったパンダの科学、
  パンダ舎の日常、飼育日誌など様々なパンダ情報を写真を中心
  に紹介。著者は上野動物園のパンダの飼育担当を勤める。
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『かんたん!おいしい!チョコ・スイーツ』 宮沢 うらら(文)
 汐文社ツ黴€ 1300 円 11/07発行
 →簡単な材料と道具で作れるチョコのお菓子の作り方。調理時間
  、冷やす時間、保存方法、食べごろも掲載。生チョコ、トリュ
  フ、チョコプリン、抹茶チョコなど10種類。
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『雲の写真集 もくもく東京湾』 関戸 勇(文)関戸 勇
 (写真) 岩波書店ツ黴€ 1600 円 11/07発行
 →東京湾一帯の様々な場所、シーンの雲の写真を68場面掲載。撮
  影した場所、日にち入り。
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=小学校高学年以上=
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『日本のもと 政治』 田原 総一郎監修(文) 講談社ツ黴€ 1400 円 
 11/07発行
 →邪馬台国の卑弥呼の時代から現代の政治、そして未来の政治予
  測まで、政治のしくみや歴史を分かりやすく解説する。
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『すごい夜空の見つけかた』 林 完次(文)林 完次(写真)
 草思社ツ黴€ 1800 円 11/07発行
 →天使の梯子、アースシャイン、ブルームーン、オリオン大星雲
  、春と夏と冬の大三角形、秋の四辺形…様々な夜の空を美しい
  写真とエッセイで解説する。
ツ黴€
『100円ショップで手作り楽器』 坂口 博樹(文) シンコー・
 ミュージックツ黴€ 900 円 11/08発行
 →塩ビの篠笛、茶ヅツシェーカーなど100円ショップで材料がそ
  ろう楽器作りを100種類紹介する。
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『はやぶさ君の冒険日誌』 小野瀬 直美(文) 毎日新聞社ツ黴€
 1200 円 11/07発行
 →宇宙航空研究開発機構(JAXA)の研究員である著者が「は
  やぶさ」のミッションを広めるために作った小冊子とブログに
  大幅加筆をして作成した本。監修:寺薗淳也
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=中学以上=
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『目で見る宗教』 ドーリング・キンダースリー編(文)町田 敦
 夫(訳) さ・え・ら書房ツ黴€ 2800 円 11/07発行
 →世界の6大宗教を見開きで主だった特徴を紹介。現代的なスピ
  リチュアル思想や無神論も解説する。巻末に古今東西の宗教家
  たちの人名簿や用語解説も収録。
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『瀬川康男画集 いきとしいけるもの』 講談社編(文)瀬川 康
 男(絵) 講談社ツ黴€ 3200 円 11/07発行
 →2010年に亡くなった瀬川康男の初期の作品からから最晩年まで
  の絵本作品を中心に収録。タブローやリトグラフ、スケッチな
  ど、その画業を集大成した初の本格的画集。
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『イケてないと思ったら読む本』 横森 理香(文) PHP研究
 所ツ黴€ 1100 円 11/06発行(心のともだち)
 →著者の中学時代の体験談を元に、「自分がイケていない」と思
  った時に読んで欲しいアドバイスを10代の若者たちに伝える。
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♪♪ 昔話・伝記・詩 ♪♪
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=小学校低学年以上=
ツ黴€
『なまけもののエメーリャ』 山中 まさひこ(文)ささめや ゆ
 き(絵) 小学館ツ黴€ 1500 円 11/07発行
 →エメーリャは、村一番のなまけもの。ある日川のカマスを助け
  て、何でも願い事を叶えてもらえることに。するとエメーリャ
  は…。ロシアの民話
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=中学以上=
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『残響 中原中也の詩によせる言葉』 町田 康(文) 日本放送
 出版協会ツ黴€ 1400 円 11/07発行
 →ウェブマガジンなどで掲載されたものを元に再編集されたもの
  。中原中也の詩に、著者が寄せた言葉。
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■ 今週の一冊 ■

 先週分に続き、今週も読み物に収穫があったのが嬉しいです。

 まずは異色作! 『パンプキン! 模擬原爆の夏』です。
 いまや小学生に大人気。「若おかみ」シリーズで知られる令丈ヒ
 ロ子さんの渾身の作品です。

 本書を読むまで私も知りませんでした。ヒロシマ・ナガサキへ投
 下する原爆の練習のために、日本全国に「パンプキン」と呼ばれ
 た爆弾が落とされたということを。

 主人公の小学生の女の子・ヒロカが、この事実を知っていく過程
 が彼女の気持ちにそって描かれるので、無理なく「へ~、そうな
 の!?」と思えます。ここ東京都中央区にも爆弾投下されたよう
 です。ぜひ、この事実を広く知って欲しいと思いました。

 ページ数はそう多くはないですが、読み進めるのに時間のかかっ
 た本でした。

 あとこれは、入荷した時に装丁を見たときから「!」と思った本
 です。それは『ダーウィンと出会った夏』です。

 まだまだ女性は「家庭」に入るのが当たり前だった時代に、少女
 が科学に目覚めていく様子が時にユーモラスに、時に切なく描か
 れます。
 偏屈で通っているおじいちゃんの人物像がとにかくいい!
 主人公のキャルパニーアと対等に物事を処していく様は、気持ち
 がいいです。
 「よい大人」が描かれる作品は、大地に立っているような安心感
 をもって読むことができますね。

 本書が処女作とのことですので、今後の活躍にも期待していきた
 いところです。 (す)
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ツ黴€ 今週のもう一冊は瀬川康男さんの画集『いきとし いけるもの』で
 す。昨年の2月、訃報の知らせを聞いたときは、驚きまた残念で
 なりませんでしたが、今回この画集を手に取り、改めて瀬川さん
 のお仕事の凄さをしみじみ感じました。初期の絵本『ふしぎなた
 けのこ』から後期のタブローの作品まで掲載された初めての本格
 的な画集ですが、1枚1枚気迫のこもった作品に魂が吸い寄せら
 れるようです。

 一部の大人の読者からは「子どもばなれ」とも評されますが、で
 も今でも『いないいないばあ』は赤ちゃんたちが初めて出会う”
 日本一”(!!)の絵本です。今、東京のちひろ美術館で遺作展
 が開かれていますが(10月23日まで)今回、この画集を見て、
 原画を絶対に観に行こうと思いました。
 日本にはこんな凄い素晴らしい絵本作家がいたのだと鳥肌が立ち
 ます。
 最後に、この画集に書かれていた瀬川さんの言葉をご紹介します。

 「絵本は絵画と文字が結びついた最高の芸術形式です。
  絵本用の画のようなもの 絵本用の文のようなものが
  あるわけではありません。
  子供との結びつきのことを言えば
  終生子供としてすごすことの出来る人が
  これだけは伝えてゆきたいと思うことを
  書き得る形式なのです。
  終生子供としてすごすと言うことは
  又 人として最高の生き方だと思はれます。」  
  (出されなかった手紙より 1994年)     (く)