毎年夏に開催している“岩波少年文庫フェア”――昨年は特製マスキングテープ(チャペックの『こいぬとこねこのおかしな話』と、ロフティングの「ドリトル先生」の2柄でした)が、応募者全員にプレゼントになりましたが、これが好評だったようで今年も同じくマスキングテープ全員プレゼントフェアが行われています! もちろん絵柄は昨年とは違い、今年のものは7月の少年文庫新刊プラウエンの『おとうさんとぼく』の柄と、もう一つはケストナーのお話の本からだそうです(まだナルニア国スタッフも現物は見ていませんが)。そして、ナルニア国ではまた独自の選書でこのフェアを展開する許可をいただきました!

今年没後10年となる石井桃子さんの大きな展覧会が神奈川近代文学館で開かれますので、それと勝手にコラボレーションした“石井桃子の少年文庫フェア”と、もう一つはプレゼントのマステ絵柄にも選ばれた『おとうさんとぼく』の解説を書かれている、上田真而子さんの訳書を集めたフェアの2バージョンです。この平台の本にはすべてプレゼント帯がかかっていますので、こちらの書籍から2冊を買って応募すると、必ずプレゼントが当たります!ファンタジーあり、古典あり、重厚な作品あり、ユーモアたっぷりの本ありと、作品のバリエーションも様々です。英米とドイツの作品の違いも面白いこのフェアから、あなたの読みたい本が見つかると嬉しいです!

《岩波少年文庫フェア2018・こんなにおもしろい!岩波少年文庫》
~石井桃子の本~
『小さい牛追い』ハムズン作/680円+税
『とぶ船(上)』ルイス作/640円+税 ※下巻も対象です
『ふくろ小路一番地』ガーネット作/720円+税
~上田真而子の本~
『おとうさんとぼく』プラウエン作/760円+税
『バンビ』ザルテン作/760円+税
『波紋』リンザー作/720円+税