クリーンヒット ⚾ ノンフィクション
『わたしの体におこること なんでもガールズトーク!』
イダ 作
かみやにじ 訳
髙橋幸子 日本語版監修
偕成社 刊
2025年7月 発行
1760円(税込)
142ページ
対象:小学校高学年から

こまってるのはへんじゃない! とっても大切な「性の本」

韓国の30代の非婚のイラストレーターがてがけた「性の本」です。
こんなにポップであっけらかんとしている「性の本」ってお目にかかったことがないかもしれない~!
なんとなくタブー視されている「性」にまつわるあれこれですが、インターネットなどでわけのわからない情報に惑わされる前にこんな本を手渡せたらいいな、と思いました。

小学校の高学年にもなれば成長に伴う変化が体に現れてきて、不安に思うもの。それは決して困ったことじゃないのだけど、よくわからない当事者は困ったこととして、とらえてしまいますよね。そんな女の子を「大丈夫」と応援してくれます!

章タイトルもイケてます(笑)。
第1章:よんでないのに、お客さんがやってきた~わたしのむねと毛の話、第2章:かわいくない! じぶんが不安でたまらない~わたしの見た目の話、第3章:わたしのものなのに、ずーっとてこずってる~わたしの性器の話、第4章:さけられない血の週間~わたしの生理の話、第5章:わたし以外のだれにもきめられないこと~わたしの性の話、第6章:具合がわるいときは、じぶんをケアする~わたしの心の話、といった具合です。
第1章の「よんでないのに」って、そうそうって強くうなずいちゃった。
イラストがいい具合に脱力感のあるタッチで、怖くないし、リアル過ぎない。いろんな意味で「ちょうどよい」本じゃないかと思います。

きっと誰もが通る体と心の悩みに寄り添ってくれる1冊です。
当事者の女の子はもちろん、その保護者も手にしてくれたらと思います。また、学校の図書館とか保健室にあるとすごくいいですね。

もしかすると人によっては「こんなことまで!」と眉をひそめるかもしれませんが、いやいや、きちんと監修されている本書などから知ることが大事じゃないのかな。大人でも「へ~」って思うことがあると思います。
それから、ぜひ「ボーイズトーク!」も出してほしいものです。 (す)

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