教文館公式サイトのナルニア国(子どもの本)部門です。

特別展 フェリクス・ホフマン絵本原画展

この催し物は大好評のうちに終了いたしました。皆様のご来場に心から感謝申し上げます。

ロングセラーのグリム童話絵本『ねむりひめ』『おおかみと七ひきのこやぎ』(ともに福音館書店)は、もともとフェリクス・ホフマンが父親として、わが子や孫のために愛情を込めて描き、贈った手作りの絵本でした。その後、石版画による美しい絵本となり出版され、世界各国の子どもたちに親しまれています。

 

本展では、ホフマン家と長野の小さな絵本美術館のご協力により、絵本原画と世界でたった1冊の手作りの絵本10点をそろえて公開いたします。

くわえて、日本では知る人の少ないすぐれた芸術家としての仕事の一部を、版画・素描・ペン画・水彩画やスケッチブック等でご紹介いたします。


cFelix Hoffmann 『おおかみと七ひきのこやぎ』福音館書店

 

銀座 教文館9F ウェンライトホール

2012年7月20日(金)~ 8月26日(日)会期中無休

開催時間 午前11時―午後7時(入場は午後6時半まで・最終日は5時閉場)

入場料 大人800円、大・専門学校生500円、子ども(高校生以下)100円、未就学児 無料

アンケートにお答えいただいた方の中から、抽選でご招待券ペア(2枚)を5名の方にプレゼントしています。
応募期間7/25(水)~8/4(土) 12:00(正午)まで受付

終了いたしました。たくさんのご応募ありがとうございました。

フェリクス・ホフマン絵本原画展で販売しているオリジナルグッズなどがネットで買えるイーショップがございます。
下の画像リンクからどうぞ(外部サイトです)。

*シアター・テレビジョンで15分の特別番組が放映されました。

 

主催・企画 ㈱教文館

協力 小さな絵本美術館 福音館書店

後援 スイス大使館 中央区教育委員会 JBBY(社団法人 日本国際児童図書評議会)、

JPIC(財団法人 出版文化産業振興財団)朝日新聞社

 

お問い合せ先 銀座教文館 東京都中央区銀座4丁目5-1 電話03-3561-8446

 

 

【フェリクス・ホフマン(1911-1975)プロフィール】

「アーラウ市の門」製作中のホフマン氏

「アーラウ市の門」製作中のホフマン氏

スイス・アーラウ生まれ。バーゼル美術学校(スイス)で学んだ後、カールスルーエの州立美術学校(ドイツ)で木版とイラストレーションを学ぶ。石版印刷や銅板印刷の現場で経験を重ね、その後は美術教師をしながら、スイス各地にフレスコ壁画やステンドグラスを、また本の挿絵や装丁の仕事を多く残した。

日本で出版された主な本に『ねむりひめ』(1963年)『おおかみと七ひきのこやぎ』(1967)『ながいかみのラプンツェル』(1970)『七わのからす』(1971)『クリスマスのものがたり』(1975)『しあわせハンス』(1976)(以上、福音館書店)『つぐみのひげの王さま』(1978)『おやゆびこぞう』(1979)(以上ペンギン社)『くまの皮をきた男』(2012)(こぐま社)『グリムの昔話1,2,3』(1986)(福音館書店)『聖書物語』(1991)(日本基督教団出版局)『ヨッケリなしをとっといで』(2000)(小さな絵本美術館)がある。

他に、80冊以上の本の挿絵と、壁画をスイスのアーラウ市の門、教会、小学校などに、ステンドグラスをアーラウ市庁舎、教会、寺院などに制作した。

【展示作品】

絵本原画を中心に、日本では知る人の少ないすぐれた芸術家としての仕事の一部を、版画・素描・ペン画・水彩画やスケッチブック等でご紹介いたします。

世界で1冊だけの、ホフマンがわが子や孫に贈った手作りの絵本10点も公開いたします。

* 8月1日(水)正午~17時の間は関連イベントの都合により、手描き絵本は「しあわせハンス」以外はご覧いただけません。ご容赦くださいませ。

 

ねむりひめ①次女クリスティアーネへ贈った手描きの絵本「ねむりひめ」cFelix Hoffmann

ねむりひめ2②『ねむりひめ』(福音館書店刊)cFelix Hoffmann福音館書店刊

おおかみと七ひきのこやぎ1③三女スザンヌへ贈った手描きの絵本「おおかみと七ひきのこやぎ」cFelix Hoffmann

『おおかみと七ひきのこやぎ』最終稿④『おおかみと七ひきのこやぎ』最終稿  cFelix Hoffmann 小さな絵本美術館所蔵

七わのからす⑤長男デイターに贈った手描きの絵本「七わのからす」cFelix Hoffmann

うできき四人きょうだい⑥『うできき四人きょうだい』(福音館書店刊)cFelix Hoffmann

赤ずきん⑦孫のスザンヌに贈った手描きの絵本「赤ずきん」 cFelix Hoffmann

聖書物語⑧『聖書物語』(日本基督教団出版局刊)  cFelix Hoffmann 小さな絵本美術館所蔵

 

【関連イベント】 今後のイベントのご案内

いよいよ8月26日(日)までとなった、フェリクス・ホフマン絵本原画展。この2週間は、無料でお楽しみいただける小さなイベントを日々開催いたします。ここにお時間を合わせていただくと、展覧会をより一層お楽しみいただけること間違いなしです!皆さまのご来場を心よりお待ちしております

緊急決定 !! ホフマン展 ・ 最終日(8/26)特別企画! “みんなで一緒に記念撮影会 ”

ホフマンさんの奥様グレーテルさんが、今年の9月に100歳になられます。そこで、教文館ではホフマン展ご来場の皆様と一緒に、お祝いのメッセージをお贈りしたいと考えています。
9階展覧会場の “こやぎの部屋 ”に、午後1時にお集まりくださった皆様と記念撮影をし、日本のホフマン ファンからグレーテルさんへのお祝いとしましょう!
皆様 ぜひご参加くださいませ!
※ 展覧会場への入場料がかかります。ただし、当日再入場の方は無料です。ホフマン展の見納めにもなります最終日のスペシャルイベントへのご参加を、心よりお待ちしております。

 

 

1.ホフマンの絵本を楽しむ会   時間:午後3時~(20分程度)

平日の日中に行われる、子どもと大人対象の絵本の読み聞かせ会です。お子様連れの方には、入場料大人半額・子ども無料の特別チラシを、大人だけの方には100円割引券を贈呈!ぜひご参加ください。

開催日:813(月)、14(火)、15(水)、16(木)、17(金)、20(月)、22(水)、24(金)
会場:6階ナルニアホール

 

2.ナルニア国スタッフによるギャラリートーク  時間:午後5時~

展覧会を担当したスタッフが9階展覧会場にて、それぞれの絵本作品の楽しい解説をいたします。夕方のお時間ですので、どうぞゆっくり・じっくり原画をご覧ください。
※展覧会場への入場料がかかります。ただし、当日再入場の方は無料です。また、半券をお持ちの方は半額でご入場いただけます。

開催日:814(火)、16(木)、18(土)、19(日)、21(火)、23(木)、24(金)
会場:9階ウェンライトホール

★8/16(木)のギャラリートークには、“スペシャルゲスト”が登場します!
今回の展覧会に合わせて出版された『くまの皮をきた男』(こぐま社/グリム童話200年記念出版)の編集者・関谷裕子さんがお越しくださいます。ホフマンが孫に遺した手描き絵本を出版するに際して、改めて気付いたことなどをお話しくださいます。

 

3.ナルニア国スタッフによるギャラリートーク  時間:午後7時~

ホフマンの仕事の中で、絵本の仕事はほんの一部分に過ぎません。芸術家としての素晴らしい仕事の数々は大人の本の世界にこそ見られるもの-3階のギャラリーに展示されている個人の貴重書コレクションを、ガラスケースから出してお見せいたします!

開催日:814(火)、16(木)、18(土)、19(日)、21(火)、23(木)、24(金)、25(土)
会場:3階キリスト教書売場 ギャラリー・ステラ
★4階のカフェ・きょうぶんかんは、午後7時まで営業しています。ギャラリートークの前のひとときを、美味しいコーヒーを召し上がってお待ちくださいませ(お席の予約はできません)。

 

~5のつく日は“手描き絵本・ページ替え”です~
8/15(水)と25(土)の午前11時から、手描き絵本全10冊のページ替えを行います。この時間に来てくださると、手描き絵本の全ページをご覧いただくことができます。また、最終日には特別ページ替えも予定!最新情報はツイッターをご覧ください。

 

〔みんなで楽しく! “グリム童話”割引サービス〕

1.『おおかみと七ひきのこやぎ』にちなんで…
7そろってご来場のグループは全員半額! ★大人も子どももOKです!

2.『赤ずきん』にちなんで…受付で「私は赤ずきんです」といって証拠を見せてくれた方は半額!
★赤いスカーフをかぶってきても、ケーキとワインを持ってきてもいいよ。あなたの考える赤ずきんを工夫してね!

3.『ねむりひめ』にちなんで…“バラ”のモチーフを身につけた方は100円引き!

 

※下記①~④のイベントは終了いたしました

おおかみと七ひきのこやぎ

①7月 21日(土)

松居直講演会「昔話絵本を編集するということ」

 

②7月29日(日)

天沼春樹講演会 「グリム童話200年の秘密」

 

 

 

③8月 1日(水)

8月1日(水)武井利喜ギャラリートーク「父からの贈りもの」

 

 

 

ホフマン手作り絵本

cFelix Hoffmann

 

④8月 9日(木)吉原素子講演会「グリム童話誕生200年 -グリムの作った昔話のスタイルー」

 

 

 

⑤8月21日(火)大人のためのグリムのお話し会 ※受付終了

おはなしアンサンブルの皆さんによる、グリムのお話し会。対象は大人、どんなお話が語られるのかは当日のお楽しみです。

 

【関連フェア】

スイス絵本作家フェア

この展覧会を機にホフマンの手描き絵本『赤ずきん』が福音館書店より、『くまの皮をきた男』がこぐま社より刊行されます。ホフマンと同じくスイスの絵本画家クライドルフの新刊・復刊をはじめ、期間限定扱いの本とグッズを販売いたします。

ホフマン:画cFelix Hoffmann こぐま社

くまの皮をきた男cFelix Hoffmann こぐま社

 

【Special Collaboration】

「クライドルフの世界」展との半券提示割引

スイスの絵本画家の展覧会をあわせて楽しみませんか?

6月19日(火)~7月29日(日)まで、渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムにて開催される「スイスの絵本画家クライドルフの世界」展に本展の半券をお持ち頂くと100円引でご入館頂けます。(「クライドルフの世界」展の半券をお持ち頂くと本展に1 0 0円引でご入館頂けます。)

「クライドルフの世界」展の詳細はこちらから↓
http://www.bunkamura.co.jp/museum/

 

 

バッタさんのきせつ

『バッタさんのきせつ』より 《秋のおまつり》1931年ベルン美術館
cProLitteris,Zurich

 

 

 

 

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