岩波少年文庫の夏のフェアで、ナルニア国がオリジナルに選書を行いプレゼント帯を付けている10点が本日再入荷しました\(^o^)/
プレゼントのアクリルキーホルダーは欲しいけれど、何の本を買って読もうかしら?と迷っている方のために、こんな組み合わせではどうでしょうというご提案をいたします。皆さまのご購入の参考にしてくださいね。
イチオシはルーマー・ゴッデンのバレエ物語2作品。上下巻を含みますのでこの1セットで応募可能です。本の内容紹介は過去の「きになる新刊」の記事でどうぞ!
『ナイチンゲールが歌ってる』(1078円)、『木曜生まれの子どもたち 上・下』(上:968円/下:913円)
イディッシュ語で創作をしたノーベル文学賞作家のアイザック・B・シンガーの短編集と、ホロコーストの体験を作品として表し国際アンデルセン賞作家賞を受賞したウーリー・オルレブの長編小説。どちらもユダヤ人の歩んだ歴史に思いを馳せながら読む時、一層心に響きます。
『お話を運んだ馬』(1111円)、『走れ、走って逃げろ』(836円)
兄弟姉妹が主人公の話でも、この二つは対照的。ゴッデンの作品は痛いほど姉弟の葛藤が描かれる一方で、ハムズンの4人の兄弟姉妹は温かい家族の中で和気あいあいと暮らしています。
『木曜生まれの子どもたち 上下』、『牛追いの冬』(836円)
兄弟のいない一人っ子にはまた別の苦労があるのかもしれません。けれど一人でいることで経験をするさまざまな試練は、その子たちをしなやかに強く成長させていくのです。
『走れ、走って逃げろ』、『ナイチンゲールが歌ってる』、『農場にくらして』(968円)
都会に住んでいると、自然豊かな田舎の暮らしがなんとも魅力的に映ります。人々の暮らしが家畜や鳥、植物や虫などの自然界の生き物と共にあることでどれほど豊かになるか、この二つの本は教えてくれます。
『農場にくらして』、『牛追いの冬』
ちょっと昔の暮らしを覗いてみるのは、いろいろな発見があっておもしろいです。田舎の暮らしだけでなく、都会で子どもたちはどんな夢や希望を抱いて生きていたのか――。20世紀初頭の田舎暮らしを描いたアトリーの自伝的小説と、18世紀半ばのロンドンを舞台に様々な職業見習の若者たちの暮らしぶりを描いた作品はどちらも非常に印象的です。
『見習い物語 上下』(上下ともに:792円)、『農場にくらして』
内容も重要だけれど、とにかく長い本が読みたい人には上下巻の本をお薦め。一方時間が無くて、隙間時間に短い楽しいお話を楽しみたい人には短編集がお薦め。どちらもおもしろいです!
長編:『見習い物語』、『木曜生まれの子どもたち』
短編:『ガラスの犬』(748円)、『お話を運んだ馬』
最後に、これを買えば少年文庫の楽しみ方が隅から隅まで分かってしまう1冊、若菜晃子さんの『岩波少年文庫のあゆみ』(1100円)は、引き続きサイン本を販売中です。きっとこの本にプレゼント帯をかけているのはナルニア国くらいじゃないかしら(笑)
さて、皆さん読みたい本は見つかりましたか? プレゼント帯付き少年文庫はお届けも承っておりますので、ご希望の方はナルニア国までお気軽にご連絡くださいませ。プレゼントキーホルダーの写真などは昨日の記事でご紹介をしていま~す(^▽^)/
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