岩波書店が毎年夏に開催している「夏の岩波少年文庫フェア」。昨年から引き続いてプレゼントはアクリルキーホルダーです。今年はリンドグレーンの『長くつ下のピッピ』誕生80年を記念してピッピが、そして少年文庫創刊75周年ということで、最初のラインナップの一つ『小さい牛追い』のキーホルダーが作られました。この小さい本のサイズ感が何とも言えずカワイイ～♡
→本物の少年文庫と比べるとこんな感じ。
ピッピは最近、原書のイラスト（ニイマン）を使ったものも多く出ていますが、私のような昔こどもの人たちにとっては桜井誠さんの絵が「やっぱりピッピだな～」という気がするのではないかしら？ そばかすだらけで顔の横に三つ編みがピンと伸びた様子や、だぶだぶの靴に色違いの靴下をはいて片手におさるのニルソン氏を抱いているこの不敵な面構えの女の子こそピッピ！ 大人にとってはやっかいな子でも、思うがまま素直に自由に生きるピッピを心のどこかに住まわせておくことは、きっと子どもたちにとって大切なことだと思います。ぜひ小学生のうちにであってほしいです！
素敵な家族を描いたノルウェーの物語『小さい牛追い』とその続編『牛追いの冬』は、「海外の優れた児童文学を日本の子どもたちに手渡したい」という少年文庫の創刊の理想にぴったりの1冊。物語は子どもたちの人生の中で最初に開かれる“世界への窓”なのですから、その中に憧れや友人が見いだせるような作品であってほしいですよね。マリー・ハムズンの『小さい牛追い』は、地味な作品ながら長く心に残り続けることは間違いないでしょう。
残念ながら店頭在庫はだいぶ品薄ですが、今補充注文をかけているところなので、プレゼント帯付きの少年文庫が欲しい方はぜひご予約ください！ 岩波書店選の16点はナルニア国でなくてもお求めいただけますが、ナルニア国オリジナルセレクションの10点はここでしか帯付きは買えませんよ～。買って、読んで損はないと自信を持ってお勧めするナルニア国オリジナルセレクションの詳細は、ナルニア国日記の過去の記事をご覧ください。遠方の方にはお届けも承っておりますので、お気軽にご連絡くださいませ。
ちなみに、プレゼントのアクリルキーホルダーは帯に付いている応募券3枚一口での応募が可能ですが、どちらのキーホルダーが当たるかは選べません（ほしい方が当たるようにお祈りしましょう～）。6冊買って応募すると、チャンスは2倍になりますヨ(^_-)-☆
※プレゼントは10月に岩波書店から発送の予定で、応募は10月末まで可能です。ナルニア国の店頭でのフェアは9月いっぱいを予定しています。
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