3月1日からスタートしている古書フェアの第2弾は、5月6日までの開催です🔔
あと数日で販売が一時終了してしまうので「きになる」古書がないか、探しにいらしてくださいね。(お問い合わせはページ下よりお願いいたします)※値段は当店ナルニア国での販売価格です。

📖『いねかりやすみ』福音館書店(税込1100円)

農家の子どもが多かったころ、長野県佐久地方では農繫休業がありました。10月初めごろ5日間ぐらいの休みを子どもたちは「いねかり休み」とよんでいたそう。本作は、その前後1か月くらいの、のらっこたちの暮らしを描いた絵本です。見開きのページいっぱいに描かれた自然の風景や表情の豊かさは生き生きとしていて、ずっと眺めていたくなります。出版社品切れ中の、こどものとも傑作集の1冊です。

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📖『児童文学世界 子どものうた』中教出版(税込2750円)

現代作家選「工藤直子」というページでは、工藤直子さんがある書店の集まりで、阪田寛夫さんをゲストに迎えた時の話などについて記されています。また、北原白秋の特集ページはカラーで、北原白秋の生い立ちについてや、生家・通った小学校の写真などが掲載されています。本書は絶版のため、お求めいただけるのはここだけ…かもしれません!

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📖『月刊絵本別冊 紙芝居』すばる書房(税込880円)

1978年に発行された本書は、まず紙芝居屋のおじさんへのインタビュー「最後の一人になったって……」が掲載されています。こちらはモノクロ写真つき。写真には、10円玉や100円玉、センベイを手に握りしめて楽しそうな表情を浮かべる子どもたちの姿もおさめられています。紙芝居の魅力などについて、ボリュームたっぷりにつづられていますが、なかには「絵本づくり・紙芝居づくり」というテーマで中村柾子さんのお言葉も。現代では紙芝居に触れる子どもは少ないかもしれませんが、そんな今だからこそ、紙芝居屋のおじさんが求められるかもしれない……なんて考えさせられる内容が綴られた1冊です。紙芝居について研究している方にもおすすめ。

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📖『波多野ヨスミ女昔話集』波多野ヨスミ女昔話集刊行会(税込11000円)

波多野ヨスミは、明治43年生まれの優れた昔話の語り手で、全国的にもたぐい稀であると、評される人物です。彼女の語りには、ものの本縁を説くものが数多くみられ、そこには自身が昔話を娯楽とはみていないことがみてとれたそう。また、擬態語や擬声語も豊富で、繰り返し、重ね言葉も適切に入っており、とくに歌の入った語りは絶品であったと、本書の解説に記されています。話者研究の有力資料として生かされることを望んで出版されているので、研究書をお探しの方、この619話の昔話集を、ぜひお手元にいかがでしょうか。店頭では実際に中をご覧いただけます。(昭和63年発行)

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📖『HEATHER TAKES THE REINS』(税込330円)

📖『A WEEKEND WITH Degas』(税込1430円)

📖『Paris』(税込1650円)

以上、古書をいくつか紹介いたしました。過去の記事でも、販売中の古書を紹介中♬なかには既に販売済みの書籍もありますが、在庫状況などにつきましても、お気軽にお問合せください。

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