みなさん、こんにちは!今日は今ナルニア国で売っている島多代展の関連本の中で、出版社さんの在庫が少なくなっている本を中心にご紹介します。

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そうそう、なんといっても一番みなさんにオススメしなくちゃいけないのは、この展覧会のために作られた限定のパンフレットです!1500部しか作っていないので、早くしないとなくなっちゃうかもしれないよ。展覧会を見た人はもちろん、19世紀後半から20世紀前半の絵本の歴史を俯瞰するのに、こんなに重宝な資料はありません!なくなってから「買っておけばよかった―」と思っても遅いから、ぜひ今のうちに買っておいてね。ボクも今回、このパンフレットは何度も何度も読み返してます。

 

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これが出版社在庫僅少本・その1のギュスターヴ・ドレ『アリとキリギリス』(宝島社/1524円+税)。9階に特別展示されているラ・フォンテーヌの寓話の本です。出版社さんに無理をお願いして10冊くらい入れてもらったんだけど、もうそろそろ終わりが見えてきた感じ…なくなっちゃったらゴメンナサイ!

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これは偕成社文庫の『ロシアのむかし話・2』(800円+税)で、ビリービンの絵が使われてます。ただしカラーなのは表紙だけで、中の絵はモノクロで印刷がちょっと微妙…ではあります。だから、ちゃんと見てから決めてね。でもこれも本当に後10冊あるかどうかくらいなので、気になる人は早めにどうぞ!

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そして、このワイスガードの絵本『きこえる きこえる』(1300円+税)も出版社在庫僅少だそうです。後数十冊というところ…なのかな?この展覧会の期間中に、ナルニア国で売り切ってしまうかもしれないね。子犬のマフィンが出てくる“ノイジーブック”のシリーズ、今回置いている3冊は全部翻訳者が違うので、比べ読みしてみるのも面白いと思います!

 

 

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ついでに洋書もご紹介します。これはウォルター・クレインの“A Flower Wedding”の復刻版。新書くらいの小型の絵本ですが、表紙は布張りに金の箔押し、中も風合いが少し昔の本っぽく作っていて(でも印刷は案外ヴィヴィッド!)、お値段はナント1980円+税。お買い得でしょ?今ナルニア国にある在庫は7冊です。ご希望の方はお早めに!

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それからブーテ・ド・モンヴェルのフランス語の絵本3点。上の段の黄色い本(ハードカバー)と左下の白い小さな本(ソフトカバー)は、歌の本です。ボクのとなりにあるのは、モンヴェルが絵をつけた「ラ・フォンテーヌの寓話」の絵本。さっきご紹介したドレの絵とは、だいぶ雰囲気が違うね。こちらも在庫は数冊ずつです。洋書は再入荷に時間がかかるし、また入るとも限らないので(値段も上がったり下がったりするし…)、気になったら即お買い求めがオススメでーす。

では、次回もまた島多代展に来たら欠かせない、いろいろな資料の本をご紹介します。これを見ると復習にもなるし、作家のことがもっとよくわかって面白いという本ばかりです!お楽しみに~。