写真家・大竹英洋 写真展 「ノースウッズの旅 ー20年の軌跡ー」

北アメリカ大陸の北部に広がる「ノースウッズ」。広大な森に無数の湖が点在するこの地方には多くの野生生物が生息しています。
5月、湖の氷がとけて春を知らせると一斉に草木が芽吹き、冬には気温がマイナス50℃にもなる厳しい環境ですが、こうした豊かな自然が生きものたちの暮らしを潤しています。
写真家の大竹英洋さんはノースウッズをフィールドに20年間、野生動物や自然、旅、人々の写真を撮りつづけています。躍動する動物、刻一刻と変化する大自然の情景などを切り取った写真からは、生命の神秘のみならずこの美しい世界を守り継承するために人間と生きものが共存するすべを問われているように感じます。

集大成となる初の写真集『ノースウッズ 生命を与える大地』(クレヴィス)の出版を記念し、これまでの作品から四季折々のノースウッズを紹介する写真展を開催します。
貴重な旅の道具(カヌーのパドルや地図)や思い出の品、大竹さんが小学校で行ったワークショップの様子などを展示して、みなさまを遥かな地へと誘います。
ナルニア国で初めての開催となる写真展をどうぞごゆっくりご堪能ください。

会期:2021.1.9(土)~2021.2.28(日)
会場:教文館6階ナルニア国店内 ナルニアホール
開場時間:10時~19時 ※会期中無休
入場:無料

《展示作品》
『ノースウッズ 生命を与える大地』クレヴィス刊/本体¥2,500+税
『そして、ぼくは旅に出た。』あすなろ書房刊/本体¥1,900+税
『ノースウッズの森で』『春をさがして』ともに福音館書店刊/各本体¥1,300+税

《お知らせ》
➀関連書籍コーナー
店内に、著作のほか大竹さんおすすめの本を取りそろえたコーナーを設けています。
絵本や詩集、オオカミについて書かれた本など、実に様々なジャンルから選んでくださいました。
大竹さんのオオカミに向ける情熱や旅への思いを感じ取れる作品ばかりです。ぜひお手に取ってご覧ください。

➁オリジナルプリント(額装)の販売
会場内に展示している作品の中から、お好きな作品をプリント販売いたします!
・額装込み(アクリル・マット付き)

・受注生産のため、お届けは会期終了から約2か月ほどお時間をいただきます。
※詳しくはスタッフにお声がけください。

③講演会(予定)
ノースウッズの旅について、本ができるまでの話、小学校でのワークショップなどについてお話しいただく会を予定しています。
決まり次第ご案内いたしますので、しばしお待ちください。

◎ 大竹英洋 OTAKE, Hidehiro
1975年生まれ。写真家。一橋大学社会部卒業。北米の湖水地方「ノースウッズ」をフィールドに野生動物、旅、人々の暮らしを撮影。人間と自然のつながりを問う作品を制作し、国内外の新聞、雑誌、写真絵本で発表している。随筆集『そして、ぼくは旅に出た。』(あすなろ書房)では梅棹忠夫・山と探検文学賞を受賞。

 

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