2013年12月15日~12月31日入荷部分

■ 今週のおすすめ ■ ツꀀ
♪♪ 絵本 ♪♪ ツꀀ
=幼児以上= ツꀀ
『おまめまめまめ1・2・3!』 キース・ベーカー(文・絵)二宮 由紀子  (訳) ほるぷ出版ツꀀ 1600 円 13/12発行(海外秀作絵本)  →1から100までの数をおまめたちが紹介する数の絵本。 ツꀀ

『すごいサーカス』 古内 ヨシ(文・絵) 絵本館ツꀀ 1300 円 13/11発行  →すごいサーカスがやってきました。まずはワニの空中ブランコです。サイくんは綱渡り。すごすぎるサーカスですが…。 ツꀀ

♪♪ フィクション ♪♪ ツꀀ
=小学校低学年以上= ツꀀ
『鬼まつりの夜』 富安 陽子(文)はせがわ かこ(絵) 講談社ツꀀ 1000 円   13/12発行(おはなし12か月)  →節分の夜、ケイタが寝ていると窓の外で鬼ごっこを誘う歌が聞こえてきました。外に出ると赤い鬼がいて、ケイタを連れて空に舞い上がります…。 ツꀀ

『とまれ、とまれ、とまれ!』 宮下 すずか(文)がみ(絵) くもん出版ツꀀ  1000 円 13/12発行(ことばはともだち)  →はちぶせ山に遠足に来ていたマサくん。先生の「とまれ」と言う号令でとまると、先生の声がこだましてあちこちから「とまれ」の声が…。 ツꀀ

『にげだした王さま』 宮下 すずか(文)石川 日向(絵) くもん出版ツꀀ  1000 円 13/12発行(ことばはともだち)  →形がかっこいいとほめられた「王」の字は、他の文字たちを馬鹿にしていばります。起こった他の文字たちは「王」の字を追いかけます。 ツꀀ

=小学校中学年以上= ツꀀ
『カエルのおひっこし』 ルーシー・ダニエルズ(文)サトウ ユカ(絵)千葉   茂樹(訳) ほるぷ出版ツꀀ 1300 円 13/12発行(こちら動物のお医者さん)  →マンディの通っている学校の庭に池が作られた。同じころマンディはすみかを無くしたカエルを救出し、学校の池に移す。が、カエルがどこかに消えてしまい…。 ツꀀ

=小学校高学年以上= ツꀀ
『夏葉と宇宙へ三週間』 山本 弘(文)すまき 俊悟(絵) 岩崎書店ツꀀ 1500 円   13/12発行(21世紀空想科学小説)  →小学校最後の臨海キャンプの最終日、突然海に現われたUFOにさらわれてしまったぼくと夏葉。それからぼくたちは宇宙旅行に旅立つことになったが…。 ツꀀ

『ドラゴン株式会社』 新城 カズマ(文)アントンシク(絵) 岩崎書店ツꀀ 1500 円   13/12発行(21世紀空想科学小説)  →ぼくのところに届けられた種。説明書通りに埋めると、あれよあれよと言うまに育ち、ドラゴンになった…。

ツꀀ =中学以上=
『龍のすむ家第3章 炎の星(上)』 クリス・ダレーシー(文)三辺 律子(訳)  竹書房ツꀀ 600 円 13/12発行(竹書房文庫) ツꀀ

『龍のすむ家第3章 炎の星(下)』 クリス・ダレーシー(文)三辺 律子(訳)  竹書房ツꀀ 600 円 13/12発行(竹書房文庫) ツꀀ

『源氏物語 紫の結び(二)』 荻原 規子(文) 理論社ツꀀ 1700 円 13/12発行  →都に戻った光源氏は、紫の上と再会する。明石の君との間の姫君の入内を進めているなか、女三の宮の降嫁問題が源氏の君を悩ます。 ツꀀ

『路上のストライカー』 マイケル・ウィリアムズ(文)さくま ゆみこ(訳)  岩波書店ツꀀ 1700 円 13/12発行(STAMP BOOKS)  →少年デオは年の離れた兄イノセントと共に、ジンバブエでの虐殺を生きのびる。過酷な運命に翻弄されるも、デオはサッカーの才能で人生を拓いてゆく。 ツꀀ

『華胥の幽夢』 小野 不由美(文)山田 章博(絵) 新潮社ツꀀ 590 円   14/01発行(新潮文庫) ツꀀ

『聖夜』 佐藤 多佳子(文) 文藝春秋ツꀀ 470 円 13/12発行(文春文庫)  →解説:上橋菜穂子

 

ツꀀ ♪♪ ノンフィクション ♪♪ ツꀀ
=小学校低学年以上= ツꀀ
『うまれたよ!アメンボ』 小杉 みのり(文)中瀬 潤(写真)岩崎書店ツꀀ  2200 円 13/12発行(よみきかせいきものしゃしんえほん18)  →アメンボの産卵から、幼虫の誕生、脱皮を繰り返し成虫になるまでを、大きな画面で紹介した写真絵本。 ツꀀ

『うまれたよ!カナヘビ』 小杉 みのり(文)関 慎太郎(写真)岩崎書店ツꀀ  2200 円 13/12発行(よみきかせいきものしゃしんえほん20)  →卵から生まれたニホンカナヘビの赤ちゃんが、成長する1年を大きな画面で紹介する写真絵本。 ツꀀ

『うんこはごちそう』 伊沢 正名(文)伊沢 正名(写真)農山漁村文化協会ツꀀ  1600 円 13/12発行  →きのこの栄養になる、犬や動物が食べる、土を豊かにする…。うんこから見えてくる命の繋がりを写真で紹介。絵:山口マオ

=小学校中学年以上= ツꀀ
『超はやい恐竜たち』 ルパート・マシュース(文)今西 大(訳) 鈴木出版ツꀀ  1700 円 13/12発行(おもしろ恐竜大集合)  →最も足が速く、時速72キロで走ることがでるきストルティオミムス、ダチョウのように走るオルニトミムスなど、猛スピードで移動する恐竜をイラストで紹介。

ツꀀ 『超ちっちゃい恐竜たち』 ルパート・マシュース(文)今西 大(訳) 鈴木出版ツꀀ  1700 円 13/12発行(おもしろ恐竜大集合)  →ニワトリくらいの大きさの恐竜、全長60センチの翼を持つ恐竜など、小さな恐竜をイラストで紹介。 ツꀀ

『眠りからさめた大恐竜』 たかし よいち(文)打道 宗廣(絵) 絵本塾ツꀀ  1300 円 13/12発行(よみがえる化石恐竜たち)  →福島県の高校生が発見した幻の首長竜の化石、不思議な歯のデスモスチルスの化石、ナウマンゾウの化石…3つの化石発見当時の様子を伝える。 ツꀀ

『世界の生き物大図解』 デレク・ハーベイ(文)西尾 香苗(訳) 小学館ツꀀ  3300 円 13/12発行  →100種類以上の動物を、その体のしくみや能力、生活の様子など写真やデータで紹介。監修:富田京一 ツꀀ

『フィンランド』 松岡 一哲(文)松岡 一哲(写真)(絵) 偕成社ツꀀ 1800 円   13/12発行(世界のともだち)  →フィンランドのヘルシンキに住むカオリは、おじいちゃんが日本人。大自然と家族に囲まれたカオリの一年を写真で紹介。 ツꀀ

『月見から大みそか』 坂本 廣子(文) 少年写真新聞社ツꀀ 2200 円 13/12発行  (坂本廣子のつくろう!食べよう!行事食3)  →月見だんご、おはぎ(ぼたもち)、芋ご飯、カボチャの煮物、ローストチキン… 月見から大晦日までの行事と行事食を紹介。監修:奥村彪生

=小学校高学年以上= ツꀀ
『調べてみよう!!地面のボタンのなぞ』 日本土地家屋調査士会連合会(文)  日本加除出版ツꀀ 1200 円 13/11発行  →道路や校庭、公園の隅っこなどにある「地面のボタン」。なぜあるのか?何のためにあるのか?などをさぐる。 ツꀀ

『動物』 長沼 毅監修(文) ほるぷ出版ツꀀ 2800 円 13/10発行  (長沼毅の世界は理科でできている)  →魚類、両生類、は虫類、恐竜、ほ乳類という項目ごとに、それぞれの動物の生態を写真やイラストを使い紹介。教科書との関連単元も掲載。 ツꀀ

『自然』 長沼 毅監修(文) ほるぷ出版ツꀀ 2800 円 13/12発行  (長沼毅の世界は理科でできている)  →地球の誕生、地表の誕生、海、陸、気候変動などの項目を写真やイラスト、CGで紹介。教科書との関連単元も掲載。 ツꀀ

『夢のロボットを実現』 こどもくらぶ編(文) かもがわ出版ツꀀ 2500 円 13/12発行  (町工場の底力3)  →人型ロボットや巨大ロボット、ロボットを作るためのネジ作りなどの開発に取り組む日本の町工場を紹介。 ツꀀ

『女たちの戦争』 本庄 豊編(文) 汐文社ツꀀ 2800 円 13/12発行  (平和を考える戦争遺物3)  →戦時ポスター、婦人雑誌、少女の絵日記、愛国百人一首などの戦争遺物から、当時の女性たちの姿や行動をさぐる。 ツꀀ

『オランウータンってどんな『ヒト』?』 久世 濃子(文) 朝日学生新聞社ツꀀ  1000 円 13/12発行(あさがく選書)  →オランウータン研究の第一人者である著者が、ボルネオ島で撮影した生態写真や最新の研究成果などから、オランウータンの生態を紹介。

『未来をつくる仕事がここにある コンサルティング会社図鑑』   アビームコンサルティング監修(文)青山 邦彦(絵) 日経BPマーケティングツꀀ  1500 円 13/12発行  →コンサルティング会社ってどんな仕事をするところ?コンサルティングの様々な仕事をイラストで分かりやすく解説。 ツꀀ

『ソーシャルゲームってどんなもの?』 小寺 信良(文) 汐文社ツꀀ 2300 円   13/12発行(気をつけよう!SNS2)  →ソーシャルゲームとはどんなものか?課金システムのしくみや気をつけなければいけないことなど、ソーシャルゲームを楽しむに当たっての注意点をを具体的に   わかりやすく解説。 ツꀀ

『調べよう!日本の本屋さん』 稲葉 茂勝(文) ミネルヴァ書房ツꀀ 2000 円   13/12発行(本屋さんのすべてがわかる本2)  →日本の出版と書籍の歴史、本屋の誕生と移り変わりなどを写真や図説でわかりやすく解説。監修:秋田喜代美 ツꀀ

=中学以上= ツꀀ
『蕗谷虹児』 蕗谷 虹児(文) 河出書房新社ツꀀ 1600 円 13/12発行  (らんぷの本)  →大正と昭和の時代、モダンな作風で少女たちを魅了した画家、蕗谷虹児の作品と生涯を紹介。 ツꀀ

『しくみがわかる宇宙ロケット』 的川 泰宣(文) 誠文堂新光社ツꀀ 1400 円   13/12発行  →ロケットの理論や打ち上げの実際について写真や図説で解説。ロケットに関する様々な仕事も紹介。 ツꀀ

『テイラーさんからの贈り物 津波の犠牲になったアメリカの先生 震災の石巻』   千葉 直美(文)阿部 悦子(絵)一澤 マリア(訳) 創風社ツꀀ 1000 円   13/12発行  →石巻の各学校にある「テイラー文庫」。津波の犠牲となったアメリカ人テイラーさんの遺志を継いで、米国の両親が寄贈した文庫を紹介。英語対訳付。 ツꀀ

『井上洋介図鑑』 松本 育子編(文) 河出書房新社ツꀀ 1800 円 13/12発行  (らんぷの本)  →画家であり、漫画家であり、絵本作家でもあり、天井桟敷の美術も担当する多彩な活動の井上洋介。その作品を紹介しながら、全軌跡をたどる。 ツꀀ

『理科年表 平成26年』 国立天文台編(文) 丸善ツꀀ 1400 円 13/12発行  →理科年表2014年版。ロシアの隕石落下などの「隕石」「小惑星」情報を充実。「海洋酸性化」観測データも新規掲載。 ツꀀ

『家族・教育・労働』 菅原 由美子(文) 大月書店ツꀀ 2200 円 13/12発行  (日本は世界で何番目?2)  →男性の家事率、婚外子率、先生の働く時間、教育費の割合など家族や教育、労働のテーマで日本が世界の何番目かをデータで分かりやすく解説。編:藤田千枝 ツꀀ

『スヌーピーの料理絵本』 ジューン・ダットン(文)谷川 俊太郎(訳)  復刊ドットコムツꀀ 1600 円 13/12発行  →チャーリー・ブラウンのブラウニー、ペパーミント・パティのプラム・ホイップなど料理ごとにスヌーピーの漫画を交えながら41のレシピを紹介。原作:チャールズ・M・シュルツ ツꀀ

『暴力、差別、戦争』 関橋 眞理(文) 汐文社ツꀀ 2500 円 13/12発行  (世界の女性問題2)  →デートDV、災害時における女性の被害と負担、慣習や宗教による女性差別、日本軍の慰安婦問題などの女性がさらされている問題を取り上げ解説。   監修:特定非営利活動法人アジア女性資料センター ツꀀ

『目に見えないもの』 星の王子さまと10人の探究者たち(文) 講談社ツꀀ 1400 円   13/12発行  →芸術家の会田誠、社会学者の開沼博、宗教学社の釈徹宗など10人の様々な研究者が、「星の王子さま」と対話しながら、それぞれの「目に見えない大切なもの」を探る。 ツꀀ

『心は前を向いている』 串崎 真心(文) 岩波書店ツꀀ 820 円 13/12発行  (岩波ジュニア新書)  →さまざまな心理学実験の結果をあげながら、心の基本設計について説く。そもそも人はざっくりと他を信頼することで関係性を築いているのだという。小難しくなく、読みやすい。 ツꀀ

『ヨーロッパがわかる』 明石 和康(文) 岩波書店ツꀀ 780 円 13/12発行  (岩波ジュニア新書)  →古代ギリシャからローマ帝国、ルネサンス、フランス革命、世界大戦、ベルリンの壁の崩壊、そしてEUに代表されるヨーロッパの統合。歴史を追いながら解説。 ツꀀ

『スタジアム・ホール・シネマコンプレックスで働く人たち』 山中 伊知郎(文)  ぺりかん社ツꀀ 1900 円 13/12発行(しごと場見学!)  →スタジアムの施設整備、グラウンドキーパー、ホールの管理、舞台操作、シネコンの支配人などスタジアム、ホール、シネマコンプレックスで働く人々の仕事を具体的に紹介。 ツꀀ

『ウォーレン・バフェット お金の秘密を教えよう』 桑原 晃弥(文) PHP研究所ツꀀ  1200 円 13/12発行  →世界でトップの大金持ちになりつつも、慈善団体に資産の85%を寄付し、「賢人」として尊敬されるアメリカのウォーレン・バフェット。その人生訓と道のりを綴る。 ツꀀ

『かわいい中国の吉祥切り紙』 上河内 美和(文) 誠文堂新光社ツꀀ 1600 円   13/12発行  →中国の農村で、女性たちに受け継がれてきた伝統の切り紙、吉祥切り紙。美しい切り紙作品と88種170の図案を紹介。

ツꀀ ♪♪ 昔話・伝記・詩 ♪♪ ツꀀ
=小学校中学年以上= ツꀀ
『工藤直子』 工藤 直子(文)おーなり 由子(絵) あすなろ書房ツꀀ 1500 円   13/12発行(日本語を味わう名詩入門)  →「こどものころにみた空は」「風景」、「海の哲学」「あいたくて」他、のはらうたなどからも合わせて25編収録。編:萩原昌好 ツꀀ

=小学校高学年以上= ツꀀ
『みどりの小鳥 イタリア民話選』 イタロ・カルヴィーノ(文)エマヌエーレ・  ルッツァーティ(絵)河島 英昭(訳) 岩波書店ツꀀ 800 円 13/12発行  (岩波少年文庫)  →表題作の他、「水晶のおんどり」「あひるの一族」「死人の腕」「カナリア王子」など34話収録。78年刊の軽装版。

ツꀀ =中学以上= ツꀀ
『なやむ』 蜂飼 耳編(文) ゆまに書房ツꀀ 1500 円 13/12発行  (大人になるまでに読みたい15歳の詩3)  →「なやむ」をテーマにした様々な詩を集めた詩集。谷川俊太郎「かなしみ」、三好達治「離愁」、宮沢賢治「春」など収録。

ツꀀ ■ 今週の一冊 ■

 今週は…前回に引き続き「世界の友だち」シリーズから『フィンランド』。

 そういえば、前回シリーズ名のみで書名を記載しなかったかもしれませんね。  申し訳ありません。『ルーマニア』『韓国』『ブラジル』でした。

 この『フィンランド』の主人公はカオリという8歳の女の子。名前を見て「?」  と思うかもしれませんが、そうおじいちゃんが日本人。だから、お父さんの名前は「ケン」だし、カオリの二人の弟の名前は「タロ」と「ジロ」。

 学校の様子、寒いフィンランドでの日常…子どもも興味深く読み進められると思います。

 それから『源氏物語 紫の結び(二)』です。「勾玉」シリーズ、最近の作品だとアニメにもなった「RDG レッドデータガール」シリーズの荻原規子さんによる「源氏物語」の現代語訳です。とにかく次の展開が気になって気になって、どんどんページを繰っていきました。源氏の君と紫の上の会話が絶妙です。古文とか関係なく、おもしろいです。「源氏がちょっと…」と言っている方にこそ、読んでほしいと思います。きっと「源氏」に対するイメージが変わるんじゃないかな。

 それから…  お問合せも多かった『みどりの小鳥 イタリア民話選』がこのたび、岩波少年文庫に入りました。前の箱入りの愛蔵版もステキでしたが、コンパクトになって購入しやすくなりました。

 2013年に刊行された本についてのメールマガジンは、今号で終了します。リアルタイムでの配信がなかなかできず、ご迷惑おかけしたむきもあるかと思います。申し訳ありませんでした。

 本年もどうぞよろしくお願いいたします。 (す)