yomiken
“読憲(よみけん)”は、小さな学問の書シリーズとして『日本国憲法』や『あたらしい憲法のはなし』を出版している、童話屋の編集者・田中和雄さんが提唱しているもので、「改憲や護憲を語る前に、まず憲法を読みましょう」ということです。憲法に関する本はたくさん出版されているので、どれから読んだらいいか分からない…というのが、多くの方の気持ちではないでしょうか。
ナルニア国は子どもの本屋ですから、もともとそんなに難しい本は置いていません(笑) このフェアでは中でも「とりあえず手がかりがほしい」という人向けに、オススメのものを集めました。ぜひご覧になってみてください。
またナルニア国では11月3日(木・祝)に、あすわか(=明日の自由を守る若手弁護士の会)の武井由起子さんをお招きして憲法の講座を行います。武井さんのお話はとても楽しく分かりやすいので、たくさんの人に聞いてほしいです!こちらのお申し込みは現在お電話で受付中です(03-3563-0730:10時~20時)

●『小さな学問の書① 日本国憲法 付 教育基本法、英訳日本国憲法』 童話屋/286円+税
→解説はないけれど、一番シンプルに現行憲法が読める本。そして一番買いやすいお値段です(笑)
●『井上ひさしの子どもに伝える日本国憲法』 講談社/952円+税
→難しい憲法の前文を優しい言葉に直しました。憲法の心がいわさきちひろの絵+お話でわかります。
●『日本国憲法』 小学館/500円+税
→1982年から版を重ねる累計113万部のロングセラー。数々の美しい写真が印象的な1冊です。
●『文学部で読む日本国憲法』 ちくまプリマー新書/780円+税
→俳人の長谷川櫂さんは、大学の授業で日本国憲法を読んでいるそうです。文学者ならではの憲法の読み方は、新鮮な驚きに満ちています。