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ついに出ました!こちらが、全国どこの書店よりも早くナルニア国に入荷してきた、アーディゾーニ作品の最新刊『ライラックの枝のクロウタドリ』(こぐま社/1800円+税)です。「ジェイムズ・リーヴスの詩に挿絵を描くことは無上の喜びだった」とアーディゾーニ本人が語っている詩集、実は昨日の子どものためのおはなし会で、茨木啓子さんがこの中から2編読んでくださったのを聞いたけれど、とても素敵だった~!

 

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これがカバーを外したところ。実はこの本、原書と日本語では表紙の左右が入れ替わっているんです。日本語は縦書き、英語は横書きだから、本の開きが逆転しているので、そういうことになったのですが、よく見ると本来ならばつながっているはずの表紙絵が背表紙を境につながっていないことがわかります。

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というわけで、こぐま社さんはこんなすごいことをしました!これはカバーをひっくり返したところ。普通ならカバーの裏は真っ白ですが、今回は特別に洋書(原書)のカバーが印刷されているんです。上の日本語版の写真と見比べてください!絵がみごとつながっているでしょ!!これが本当の表紙なのです。

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こんな素晴らしいおまけがついていても、図書館で保護用ブッカーをかけられてしまっては見ることもできませんよね。これは買った人だけのお楽しみです!みなさん、『ライラックの枝のクロウタドリ』を買ったら、ぜひ表紙を外して裏側もじっくり見てくださいね。特色印刷なので色もすごくきれいです。