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みなさん、こんにちは!前回の島多代展に続いて展覧会のレポーターを務めますくろみみくんです。どうぞヨロシクお願いします。
また今回も少しずつ9階の展覧会の様子を紹介していくので、楽しみにしていてね。

ボクが今見ているこの本は、今回の展覧会でも一番注目の1冊、わたせせいぞうさんが絵を描いて、村岡恵理さんが文章を書いた『アンを抱きしめて』(NHK出版/2000円+税)。村岡花子さんの生涯と、「赤毛のアン」の物語がシンクロしたとっても素敵な大人の絵本なんだ。なぜこれが注目の1冊かというとね…。

 

 

 

repo1-1 はい、ボクは9階にやってきました。今回の村岡花子展では、最初に『アンを抱きしめて』で、村岡さんの一生を絵を見ながら大まかに掴んでもらって、それから詳しいところに入っていく構成なの。つまり、この展覧会の導入であり、重要なガイドというわけなんだね!

最初にわたせさんのご挨拶があるよ。40ページの絵本を描くのは大変だったけど、楽しかったそうです。『赤毛のアン』を今回初めて読んだわたせさんは、すっかりアンのファンになっちゃったみたい。「いつしかマシュウになっていました」って書いてるけど、6月4日にお会いした本物のわたせさんは、マシュウっていうよりギルバートみたいにカッコイイ方でした!!

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残念ながら全部の絵をかけるスペースがなかったので、一部はパネルによるご紹介です。そして額装してある絵のうち、緑の丸印がついているのがリトグラフ、赤の丸印がついているのが肉筆画なんだよ。よく見ると、やっぱり肉筆画は細かいところが色の濃淡も含めてとーってもきれい~。

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という風に、わたせさんの絵を楽しんでいただくと、この展示の内容がよりすんなりと頭に入ると思います。実は今回の展覧会、いつもの順路と逆になっているので、みなさん“わたせさんの原画展が最初”と覚えておいてね。そうすると間違えないよ!
それでは、今日はここまで。みなさん、ごきげんよう、さようなら~。