「街と人をつなぐ」をコンセプトに発行されている小冊子ミューレン、普段はナルニア国でのお取り扱いはないのですが22号（2018年1月号）は「岩波少年文庫」の特集ということで、特別に販売をしています。ちなみに、この小冊子の編集者は『岩波少年文庫のあゆみ』の編著者・若菜晃子さんです。出版された2018年から数年は扱っていたのですが、そういえば9階に移転したころから姿を見かけなくなっていたかも……ということで、今回の“夏の岩波少年文庫フェア”に合わせて久しぶりに販売をさせていただくことにしました。
若菜さんご自身が相当な少年文庫ファンなので、「あゆみ」よりも先に出ていたミューレンは独自の自由な視点で魅力的な少年文庫が紹介され、この冊子を片手に少年文庫の森を逍遥するのもまた楽し――といった感じの1冊です。中川李枝子さんや石井桃子さんへのインタビューや、当時の児童書編集長だった愛宕裕子さんとの対談なども収録されています。自然を愛する若菜さんが「旅と人と自然」のテーマで選んだ少年文庫24作品など、あれもこれもそれも、みーんな読んでみたくなります。この本には岩波少年文庫愛がぎゅっと詰まっているのです。
バックナンバーのお取り扱い店舗は少ないと思いますので、まだお読みでない方はこの機会にぜひ！ 今なら若菜さんのサイン入り『岩波少年文庫のあゆみ』とセットでお買い求めいただけます。
「mürren 22号 岩波少年文庫」550円（税込）
【限定15冊！】若菜晃子さんサイン入り『岩波少年文庫のあゆみ』1100円（税込）
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