
東京子ども図書館の季刊誌「こどもとしょかん187号 2025秋」の“資料室の本”に掲載されていた『ラオスの森から生まれた モンの民話』(わくわくトゥンテン舎/1980円:税込)が入荷しました。こちらは通常には一般書店では入手ができない本で、ナルニア国では出版社から特別に仕入れました。
本書の翻訳者はラオス・モン族の民話研究家の安井清子さん。ご自身がラオスに図書館をつくる活動を長く続けてこられ、その中で文字を持たないモン族の民話を録音・採集してきました。またモン族に伝わる伝統的な刺繍で絵を描き、絵本を出版する活動もおこなっています。この本には森と深くかかわりながら生活をしてきたモンの人たちの民話が16話、採集されています。魅力的な刺繍のイラストも入っているので、ラオスという国やモン族に想いを馳せるきっかけになりそうです。

日本に紹介されているモン族の民話絵本には、『かたつむりとさる』『サルとトラ』の2冊があります。こちらもどうぞ手にとってご覧ください。
『ラオスの森から生まれた モンの民話』安井清子 採話・訳・解説・写真/モン族の人たち 刺繍絵/わくわくトゥンテン舎 1980円(税込)
『かたつむりとさる』ヤン・サン再話/ハー・ダン下絵/モンの子どもたち 刺繍/安井清子 訳/福音館書店 1100円(税込)
『サルとトラ』ヤン・サン再話/ドゥア・リー下絵/ヤン・ロン、ヤン・イェン刺繍/安井清子 訳/福音館書店 1320円(税込)
★ご注文、お問い合わせはお電話、Fax、メールにて承ります★
売場直通電話 03-3563-0730
Fax 03-3561-7350
メールでのお問い合わせは下記のフォームからどうぞ。


