昨年、降矢ななさんの『クリスマス・マーケット』が入選してナルニア国でも大いに盛り上がった講談社絵本賞。2025年度に選ばれたのは、童心社の絵本『クジラがしんだら』でした。出版は昨年の9月ですので、すでにご覧になっている方もいるかもしれませんね。出てすぐはかなり話題で、ナルニア国でも名指しでのお問い合わせが多かった作品です。
この絵本の原画展が、現在代官山蔦屋書店で開催されています!(~6/13まで)。あわせて6月11日(水)には著者の江口絵理さんと、監修者の藤原義弘さんのトークイベントも行われるとのこと。この本で初めて“鯨骨生物群集”という言葉を知り、すべての命が次の命の糧になるという自然の究極の無駄のない循環に本当に感動しました。そのサイクルから人間だけが外れているような気もするのですが……(くすん)
子どもたちは深海生物も実は大好き!(図鑑など本当によく売れます) 難しく考えず命の壮大なドラマを、登場するユニークな深海の生きものたちと一緒に楽しんではいかがでしょう。絵本ができるまでと、研究の最前線についての興味深いおはなしが聞けるトークイベントは、まだお席に余裕もあるそうなので、関心のある方はぜひ蔦屋さんにお問い合わせくださいマセ。
『クジラがしんだら』江口絵理 文/かわさきしゅんいち 絵/藤原義弘(海洋研究開発機構)監修/童心社 1980円(税込)
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