昨日、ナルニア国では作家の朽木祥さんをお招きして“『バレエシューズ』から鎌倉ファンタジーまで~翻訳と創作を語る”の講演会を開催しました。普段あまりご講演はなさらないという朽木さんですが、完璧に用意されたレジュメをもとにしたよどみないお話と、大学院時代にイギリスへ留学されたというご経験も交えた『バレエシューズ』の読み解きは、久しぶりに濃密な講義を受けた!という印象でした。私はただ単に楽しくワクワクしながら読んだだけの一般読者でしたが(笑)「ストレトフィールドが作品に込めた児童文学への思いはそんなところにあったのか!」と新しい気づきもあり、本当に充実した1時間半でした。
後半はご自身が創作した物語について、それも前日にナルニア国に到着したばかりの最新作品『月白青船山』(岩波書店)についてもお話をしてくださりお客様は大満足でした。この講演会のために仕入れた50冊が完売するなど、講演会終了後のサイン会はスタッフもびっくりするほどの熱気でした!

そして、講演会にご参加いただけなかった方のために、『バレエシューズ』にサインをしていただきました。金の文字でメッセージとサインが入っています。この本は装丁もとても凝っていて、見返しの絵(ヒナギクの壁紙のようなデザインです)が透けて見えるような紙を使っているのですが、そこに美しいサインが入っています。限定10冊! ご希望の方はお早めにご来店ください。遠方の方でご希望の方には着払いでもお届けいたします。
※サイン本は数量限定につきお取り置きは致しません。ご了承ください。

←拡大したサインはこんな感じ。別バージョンもあり!

朽木祥さん直筆サイン入り『バレエシューズ』(福音館書店/2400円+税)限定10冊
★朽木さんがエッセイを書かれている福音館のフリーペーパー「あのね通信(2018年2月号)」は、同じ平台に置いています。どうぞご自由にお持ちください。