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2016年に生誕100年を迎えた瀬田貞二さん。「ナルニア国ものがたり」や「指輪物語」などの長編ファンタジーはもちろん、『おだんごぱん』や『三びきのやぎのがらがらどん』などの、独特の印象深い翻訳で心に残っている読者の方も大勢いらっしゃることでしょう。その瀬田貞二さんの評伝が2017年1月に刊行されます。著者は担当編集者として瀬田さんと深く関わり、瀬田さんが亡くなられた後には評論集『落穂ひろい』『絵本論』『児童文学論』などを編まれた、元福音館書店編集者の荒木田隆子さんです。図版・年譜などの資料も充実した500ページを超える大著がようやく完成しました!
ナルニア国では2017年1月29日(日)に、荒木田隆子さんをお招きして『子どもの本のよあけ 瀬田貞二伝』(福音館書店/3200円+税)刊行記念の講演会を開催いたします。どうぞお楽しみに!
※詳細は決まり次第ホームページやメールマガジンでお知らせいたします。
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同時期に瀬田さんの本の新刊と復刊が予定されています。こちらも楽しみですね~。
『ちっちゃな ちっちゃな ものがたり ジェイコブズのイギリス昔話集より』瀬田貞二訳/瀬川康男絵/福音館書店/1000円+税
『さてさて、きょうのおはなしは…日本と世界の昔ばなし』瀬田貞二再話・訳/野見山響子画/福音館書店/1100円+税
『いたずらおばけ イギリス民話』瀬田貞二再話/和田義三画/福音館書店/900円+税
(復刊)『おなかのかわ』瀬田貞二再話/村山知義絵/福音館書店/900円+税
(復刊)『ながいかみのラプンツェル グリム童話』フェリクス・ホフマン絵/瀬田貞二訳/福音館書店/1300円+税