nakamurasign
岩波書店創業100周年記念で毎月販売しているサイン本、10月は忙しくてお休みをしてしまいましたが、今月もまた2作品が入荷しました。いずれも少年文庫で中村妙子先生の翻訳書です。『少女ポリアンナ』のエレノア・ポーターが書いた『ぼく、デイヴィッド』-天使のように清らかな少年と音楽の物語。それと、こちらも幻の傑作と言ってよいでしょう!『秘密の花園』のバーネットの作品『消えた王子(上・下)』-ヨーロッパのある小国に、昔行方不明になった王子がいるという伝説がありました。いつの日か、その王子が国に戻り苦境にあえぐ国民を救うであろうと言い伝えられて500年。ついに「ランプがともった!」という決起の言葉が国に伝わるのです。今回上下巻の『消えた王子』は分売不可として販売いたします。もちろんサイン本だから…という理由はありますが、それ以上にこれは上巻を読み終わったときに下巻が用意されていないと、欲求不満でどうにかなりそうになるくらい、続きが気になる作品なのです!というわけで、親切から上下分売不可にしている…と思ってくださると嬉しいです(笑)

脇明子さんサイン入りの『オタバリの少年探偵たち』も販売しています。読書の秋に、ぜひどうぞ!