今夜(8月3日)11時からNHKのEテレで放送されるETV特集は、今ナルニア国でパネル展とミニフェアを行っている『平和のバトン』に関連したものです。
広島の高校生が被爆者の体験を聞いて絵にするという、2007年から継続して行われている取り組みは、2018年までに40名の証言を111名の高校生が134点の絵にしているのだそうです。私たちもこの本が出版されるまでそのような戦争の記憶を記録する取り組みが行われているとは知りませんでした。ぜひ今夜の番組を見たいと思います! また、これも偶然ですが8月5日(月)の0時55分から放送されるNNNドキュメント(日テレ)でも、同じ高校生たちの活動が報告されます。こちらは真夜中なので見るのが難しい方はぜひ録画しましょう!

このプロジェクトを取材してまとめた『平和のバトン 広島の高校生たちが描いた8月6日の記憶』(くもん出版/1500円+税)の著者、ジャーナリストの弓狩匡純(ゆがりまさずみ)さんの講演会を、8月9日(金)の午後6時からナルニア国で開催いたします。戦争を知る世代がどんどん少なくなる中で、「政府の行為によってふたたび戦争の惨禍が起こることのないようにする」ために、記憶を引き継いでいくことはますます重要になっています。皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

8/3 23:00~0:00 NHK Eテレ ETV特集「あの夏を描く 高校生たちのヒロシマ」
8/5 0:55~1:25 日テレ NNNドキュメント「原爆の絵 高校生が描く“ヒロシマ”」

8/9(金)18:00~19:30 弓狩匡純氏講演会 教文館6階ナルニア国店内(参加費1000円)
⇒参加ご希望の方はお電話でお申し込みください 03-3563-0730(10時~20時)

 ☆講演会当日にはもっと多くの絵を見せていただける予定です。