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この季節にぴったりの絵本が出ました。のら書店の新刊絵本で『あめ あめ ぱらん』(木坂涼・文/松成真理子・絵/1300円+税)です。

詩人の木坂涼さんが、雨が降ったある日の雨と子どものひと時を描きました。言葉は少ないのですが、言葉の間にある余韻から雨や風の音、草の匂いや肌にさわるしめった空気が感じられそうな絵本です。松成真理子さんの絵は明るい雨で、特に雨が上がって雲間から日が差してくる場面は、とても美しく透明感がありました。ぜひ梅雨の時期に、子どもたちに読んであげたい1冊です。