東京子ども図書館の季刊誌「こどもとしょかん」の131号(2011年秋号)が入荷しました。今号の特集は、松岡享子さんの評論“幸せな子ども時代をつくるもの―『わたしのなかの子ども』を読む”です。9月28日には、ナルニア国でもスリランカの絵本作家・ウェッタシンハさんの自伝的作品『わたしのなかの子ども』の朗読会がありましたが、それに残念ながらご参加いただけなかった方は、どうぞこの評論をお読みください。参加された方も、読めば再び松岡さんの言葉を思い返すことができるでしょう。さらに、今回のナルニア国の原画展会場にスライドショーを提供してくださった、東京子ども図書館の職員・萩原英子さんの“シビル・ウェッタシンハさんを訪ねて”も、『わたしのなかの子ども』を読まれた方は必読です。また、この季刊誌に紹介されている本をコーナーにしてご紹介していますので、新しい本で何かいいものをお探しの方は、ぜひ店内奥の写真のコーナーに足をお運びくださいませ。