先月の「子どもの育ちを支える絵本」に続く第2弾― 岡山の中学校司書・小幡章子さんが、脇明子さんと共に執筆された「自分を育てる読書のために」が、本日刊行されました。絵本年齢の子どもたちには、(試行錯誤が必要とはいえ)子どもと本をつなぐのに大人が介在する余地が多く残されています。でも、相手が中学生ともなると!一体どうやってこちらの読んで欲しい本を紹介したらよいのか(手にとってもらえるのか)、皆目見当が付かないのが現実です。そんな中で決して時流に流されず、あえてこういう本(ただ置いておいてもスルーされそうな本ばかり…)を紹介したこの読書支援の実践記録は、きっと脇さんの著書「物語が生きる力を育てる」と同じくらい、悩める人たちに多くの示唆を与えてくれそうな気がしています。早くちゃんと読まなくては!