東京子ども図書館の季刊誌「こどもとしょかん149号」(2016年春号)が入荷しました。今号の特集は“座談会 「ことば」が生まれる土台としての「からだ」”として、小児歯科医や歯科衛生士、助産師と生命科学者、それに松岡享子さんの5人がお話をしています。私たちは言葉の問題というとすぐに、「豊かな日本語を聞かせてあげれば…」と単純に考えてしまいますが、何よりもまず言葉を受け取り発するための“体”が大切ということを忘れがちです。物事は局所的に見てはいけない、広く意識を持って、どこに問題の根っこがあるのかをきちんと見極める必要がある――というのは、あらゆることに共通するのですね。皆さんもぜひこの座談会を読んでください!
「こどもとしょかん149号」の巻末に紹介された新しい本は、ナルニア国店内奥のコーナーにまとめてあります。新しくて面白い本をお探しの方、こちらもお見逃しなく。