otayori156
明日発行のナルニア国だよりは、特集に岩波書店創業100周年にかけて「刊行から100年を迎えた本」を選びました。ちょうど1913年に刊行された本が4点揃えばよかったのですが、残念ながら2点しか見つけることができませんでした…。一生懸命探したのに残念!もし「この本は1913年刊行だよ」と教えてくださる方がいたら嬉しいです。というわけで、今回“ナルニア国の本棚”でご紹介しているのは、1911年刊行のモンゴメリ作『ストーリー・ガール』、1912年刊行のポターの『キツネどんのおはなし』、そして1913年刊行のデ・ラ・メアの詩集『孔雀のパイ』と、ポーターの『少女ポリアンナ』の4冊です。どれも長い年月読み継がれてきただけのことはあって、時代に左右されない普遍的な文学の魅力を兼ね備えた作品です。改めて読み返してみて、最近の本ではなかなかない感動を味わいました。もし「タイトルは聞いたことがあるけれど、読んだことはないなぁ」という方がいましたら、ぜひこの機会にご一読ください!その他3面では「からすのパンやさんのつづきのおはなしフェア」のご報告を、4面では夏のハンス・フィッシャー展のご案内をしています。ナルニア国だよりは1ヶ月間店頭配布をいたします。ご来店の際にはどうぞお持ち帰りくださいませ。