東京子ども図書館の季刊誌「こどもとしょかん」の最新号(2018年春・157号)が入荷しました。今回の特集は「『アジアの昔話』とユネスコ・アジア太平洋地域共同出版計画」です。東京子ども図書館で行われた『物語の森へ』刊行記念の“もりのどくしょかい”で、松岡享子さんが特別にお話をされた“『アジアの昔話』誕生の経緯について”が掲載されています。今はもうなくなってしまいましたが、福音館書店から全6巻で刊行されたこのシリーズは、アジア各国のいろいろな昔話が盛りだくさんで、他に類書のないとても面白い本でした。そこからいくつかのお話を選んで2巻にまとめたものが、今はこぐま社の「子どもに語る」シリーズに入っています。

いつも通り、この季刊誌に掲載された本をコーナーにしてまとめています。新しい本で何かめぼしいものを…とお探しの方は、ぜひ店内奥のコーナーをご覧くださいませ。