東京子ども図書館の季刊誌「こどもとしょかん162号(2019年夏号)」が入荷しました。今号の特集は“イタリア児童文学の世界――『ピノッキオの冒険』から現代まで”と題して、イタリア文学の翻訳家・研究者の長野徹さんが執筆していらっしゃいます。英米に比べると関連した資料も少ない地域なので、この特集はとても貴重ではないでしょうか。古典から現代まで時代を追ってイタリアの児童文学の歴史と作品の特徴が見える非常に興味深い小論です。

またナルニア国店内奥で「こどもとしょかん162号」に掲載された新しい本を、まとめて手に取ってご覧いただけるコーナーをご用意しています。こちらも合わせてどうぞ。

東京子ども図書館季刊誌「こどもとしょかん162号/2019年夏号」710円+税