東京子ども図書館の季刊誌「こどもとしょかん」の最新号が入荷しました。164号(2020年冬号)の特集は、“二つのことばを生きるこどもたちへ(2)――在日日系ブラジル人の子どもたちへの読書支援活動”です。
母語とは違う言葉を生活の中で使わなければならない子どもたちの周りには様々な問題がある――ということは、なんとなく想像はしていましたが、本当に複雑で深刻なのだということ、だからこそきちんとした手助けが必要なのだということが感じられました。これから日本で働く外国人はますます増えていくでしょう。その時に子どもたちの学習権をどう保証していくのか、これはとても大切で重要な課題だと思います。自分に何ができるかわからなくても、まずは知ることから始めよう! そんな気持ちでこのレポートを読んでくださる方が一人でも多くいてくださることを願っています。
※「こどもとしょかん」の最新号はレジ前で販売中です。
※「こどもとしょかん164号」の“私たちの選んだ児童室の本・資料室の本”に掲載された書籍を、店内奥のコーナーでご紹介しています。こちらもどうぞご覧ください。

東京子ども図書館季刊誌「こどもとしょかん164号」710円+税