ちくまプリマー新書と言えば、岩波ジュニア新書と並んで若い人向けの新書として知られていますが、ここ数カ月続けて面白い本が出ました。どれも「政治にもっと関心を持とうよ!」(それは若者だけでなく、大人もですが…)という著者からのメッセージが込められているようです。政治に関心が持てないのは、自分との具体的な接点が見つからないからだと思いますが、まずは社会に対して今自分が疑問に思うことやわからないことを「知りたい!」と思うところから最初の一歩が始まります。これらの本が、そんなきっかけになれば嬉しいですね。若者だけでなく、大人にもお勧めしたいちくまプリマー新書、ぜひご注目ください。
『国家を考えてみよう』橋本治・著/820円+税
『投票に行きたくなる国会の話』政野淳子・著/820円+税
『学校が教えないほんとうの政治の話』斎藤美奈子・著/820円+税
『戦争とは何だろうか』西谷修・著/820円+税