11月末に太郎次郎社エディタスから永江朗さんが上梓された『私は本屋が好きでした あふれるヘイト本、つくって売るまでの舞台裏』――本屋にとっては衝撃的なタイトルです。「でした」ということは、今は好きじゃないってことなのでしょうか……。
ずっと本と本屋を応援してくださった永江さんが、あえてこういうタイトルを付けられた理由は本を読んでいただければわかるのですが、ぜひこれを本屋に限った問題ではなく私たちを取り巻く社会の問題としてきちんと向き合いたいと思い、出版社さんと一緒にイベントをすることにしました。子どもの本には直接関係ないかもしれませんが、社会のひずみは子どもにも影響するもの、自分にとってどんな社会が望ましいのかを大人の私たちが考えることは、子どもに手渡す未来につながっていくと思います。

今回の連続講演会は永江さんがゲストの方と語り合う対談講演会になります。日程やゲストなどの詳細はナルニア国のホームページで近日ご案内しますので、どうぞお楽しみに!

『私は本屋が好きでした あふれるヘイト本、つくって売るまでの舞台裏』永江朗 著/太郎次郎社エディタス 1600円+税