東京子ども図書館の2018年カレンダーが入荷しました。昨年までで20年続いた“絵本の歴史カレンダー”が終了したので、今年からどんなカレンダーになるのかしら?と思っていた方も多いと思います。
2018年からは“児童文学ゆかりの地を訪ねて”という写真カレンダーになりました。写真を撮られているのは池田正孝氏ーー児童文学作品の舞台を訪ね、ゆかりの風物を撮影されてスライド上映会を行っておられますので、ご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回はイギリスのサセックス地方を特集しています。サセックスが舞台の作品には、サトクリフの『運命の騎士』や、ファージョンの『リンゴ畑のマーティン・ピピン』『ヒナギク野のマーティン・ピピン』、ミルンの『クマのプーさん プー横丁にたった家』などがあります。写真を見て物語を読みたくなる人がいてくれたら嬉しいと思います。
東京子ども図書館・刊
「2018年 池田正孝 写真カレンダー1 児童文学ゆかりの地を訪ねてーーイギリス サセックス地方」 1000円+税