ナルニア国で取り扱いのあるカレンダーは絵本に関連するものだけなので、それほど数は多くありません。前回お知らせしたものに加えて、今年はこの2点でほぼ全部かしら? 今回ご紹介するものも、毎年必ず入っているおなじみのカレンダーです。
いわむらかずおさんの14ひきシリーズのカレンダーは四季の自然の風景が美しく、飾っている部屋の中にさわやかな風が吹くような気がします。東京子ども図書館の池田正孝写真カレンダーは今年で2年目――2019年は北欧の特集で、リンドグレーン作品の舞台や『ニルスのふしぎな旅』に関連したもの、アンデルセンゆかりの地などが紹介されています。昨年のイギリス編は年内に売り切れて追加注文もできませんでしたので、お求めご希望の方はどうぞお早めに!
「14ひきのカレンダー 2019」童心社 1600円+税
「2019 池田正孝写真カレンダー2 児童文学ゆかりの地を訪ねて――北欧」東京子ども図書館 1000円+税