8signtuika
8月のサイン本に追加が2冊来ました。1冊は尊敬する絵本専門店の大先輩・落合恵子さんのエッセイ『絵本屋の日曜日』と、もう1冊はカルヴィーノの『マルコヴァルドさんの四季』(翻訳者、関口英子さんのサイン入り)です。実はこのお二人のサイン、あまりにも対照的なので思わず笑ってしまいました。落合さんは「1冊の絵本の中に でっかい旅が…」というメッセージとサインを扉いっぱいに堂々と書いてくださいました。文字の勢いから、落合さんのパワーを感じます。この本は最近朝日文庫に入ったばかりですが、やはり読むなら素敵な装丁も含めて岩波書店版だな!と思いました。関口英子さんは隅のほうに小さく控えめにご自分の名前を書かれています。カルヴィーノにしろ、ロダーリにしろ、こんなに面白い本を翻訳してくださっているのだから「これは私の仕事よ!」と大きくお名前を書いてくださってよいのに、何とも慎み深い方だなぁ…とつくづく感じました。サインをいただいたことでこれらの本たちがより愛しく思われ、買ってくださる方にはいつも以上に「ありがとうございます!!」と力を籠めたくなってしまうナルニア国スタッフです(笑)。どちらも限定5冊。ご希望の方はお早目にご来店ください。

★ごめんなさい!最近朝日文庫に入ったのは「絵本処方箋」でしたね。オッチョコチョイで申し訳ないです…。『絵本屋の日曜日』は岩波版でしか読めませんよ!